2026年1月25日開催
「技法を超えた臨床の極意~
コンテクスト(文脈)を見抜く実践力を養う~」<Zoom>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
●このような方へお薦め
企業や教育機関等で心理支援活動を行っている方
就職して心理活動したい心理カウンセラー、セラピストの方
信頼される心理カウンセラー、セラピストになりたい方
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
心理臨床のスキルUpを考えている方にはお薦めのセミナーです。
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。※ご参加を希望される方は必ず詳細をご確認ください。
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主催者からのメッセージ _____
主催者からのメッセージ _____
1)今月のセミナーは、「文脈(context)」に着目します。
"文脈" についてよく理解すると、あなたはより納得のいく、成果の出るセラピーや対人援助の仕事をできるようになります。
クライエントの訴えに、より貢献できます。
現場での、あなたのセラピー力、コーチング力が向上します。
セラピストでないあなたにも、文脈理解は、あなたの仕事実践、日々の生活、関係性を豊かにするうえで有益です。
生きやすさが増します。
『文脈力』を身につけましょう!
2)まず、 次の例から考えてみましょう。
「30歳代の女性が、朝起きてすぐに歯を磨き、顔を洗って何も食べずに、会社に向かい走り始めました」
あなたはこの場面に、どのような印象を抱くでしょう?
たとえば・・・
・OLが寝坊をして、会社に遅れないように急いでいる。
・その女性は朝食を抜き、走ることでダイエットしようとしている。
・重要な会議がある日で、女性は緊張や不安にあおられ、食欲もなく急いで出社した。
3)私たちは "同じ場面"を、自分の思い込み(belief)によって、勝手に、多様に、解釈します。
その解釈を、深層心理学は「投影(projection)」と呼びます。
投影は、同じ場面を、主観的に解釈する「枠組み(frame)」あるいは「文脈(context)」です。
4)では、先ほどの場面が、次のような枠組みや文脈だったらどうでしょう。
たとえば、女性が起きたのが「ホテル」だったとしたら?
同じ内容の文章が、違って解釈されるのではないでしょうか。
その女性はお泊りデートをして、朝急いでいるのだろうか、と。
(注:これも投影です)
起きたのが、飛行機の中だったとしたらどうでしょう。
エグゼクティブ女性が出張から帰国し、機中でさっと身支度を済ませて仕事に急ぐ様子が、想像されるかもしれません。
(注:これも投影です)
あるいは、実家に帰省した翌朝だったらどうでしょう?
30代の女性が、久しぶりに会った両親と喧嘩になり、ムカついて実家をあとにしているのかもしれません。
(注:もちろん、これも投影です)
5)投影と同様、その状況が置かれた『社会的文脈』も、中身を解釈するうえで、私たちに多大な影響を及ぼす枠組み(フレーム)になります。
その場面が、ホテルか、機内か、実家なのか。
それが社会的文脈の違いです。
心理セラピーやコーチング、コンサルティングといった支援職には、たとえばそれを提供するのが病院なのか、学校なのか、あるいは企業内なのか、はたまた家族に対してなのか、といった、社会的文脈や枠組みが、必ずあります。
私たちは、自らの置かれた「社会的文脈 / 枠組み」のルールや制度、契約やニーズに基づいて、それぞれの支援を実践しなければなりません。
6)心理療法には、精神分析、ユング心理学、 認知行動療法、ソマティック心理学といった学派や流派の理論や、その流派に基づいた技術・技法が数多くあります。
しかし私たちは、自らが学び身につけた流派の理論や技法を、セラピーの各現場(=社会的文脈)で、無自覚に用いることはできません。
なぜなら「社会的文脈 / 枠組み」の制度やルールや契約が、セラピーや支援の中身を左右するからです。
どういうことでしょうか。
セミナーでじっくりと学んでいきましょう。
信頼のおける臨床家になるための、極意です。
7)セラピーを左右する"文脈"は、 複数あります。
文脈の1つは、先ほど述べた「投影」です。
2つは「社会的文脈」です。
8)社会的文脈とは、あなたがセラピーを病院やクリニックで行うのか、教育現場で実践するのか、司法領域、福祉の場面あるいは開業の場で行うのか、といった社会的「枠組み」や「構造」を指します。
当然のことながら、異なる文脈には、それぞれに違うや制度やルール、特有の利害関係者のチーム構造があり、セラピストは、それらに則り、また従わなければなりません。
そうでないと、そこで雇われたとしても、機能できないだけでなく、解雇されかねません。
あるいはクライエントや同僚に不利益や損失を負わせかねません。
9)病院やクリニックなどの医療現場では、医師の指示を受けてセラピーを行います。
セラピストは、彼 / 彼女の学んだセラピーを、自由に実践することはできません。
10)スクールカウンセリングなど教育場面や、大学の学生相談では、精神科で行われる精神病水準に向けたセラピーは、実践しません。
もし児童・生徒や学生に精神病が疑われるような場合、精神科にリファー(照会)する必要があります。
11)教育現場ではまた、"個人"セラピーの技法を無自覚に用いることにはリスクが伴います。
なぜなら個人セラピーは、学校現場で求められる"チームワーク"にそぐわない取り組みだからです。
そこでは、個人セラピーよりも、チームワークを大事にする組織心理学やコミュニティ心理学の方が、よりふさわしい。
12)といった具合に、セラピーの実践は、社会的文脈に大きく規定され、左右されます。
しかし、セラピスト、カウンセラー、コーチが、社会的文脈について学ぶ機会は、ほとんどなかったのではないでしょうか?
社会的文脈を理解しないことで、他の専門職との間に不要な摩擦やトラブルを起こし、失敗してしまうセラピーケースは、少なくありません。
でも大丈夫です。
セミナーで、文脈の「読み方」の初歩から最先端までを、わかりやすくトレーニングするからです。
あなたは、文脈に則った適切で有益なセラピーやコーチングを実践できるようになるでしょう。
それは、現場に添った、地に足の着いた臨床実践になります。
そんな「文脈力」を、セミナーで身につけませんか?
13)文脈には、他にもいくつかあります。
たとえば「価値観」「コンステレーション(布置 / 星座)」「関係性(転移&逆転移)」「愛着パターン」「病態水準」が、その一例です。
セラピストおよびクライエントの価値観は、セラピーの背景に潜む文脈として、どんなふうにセラピー(の中身)に作用するでしょう?
コンステレーション(constellation)は、因果関係のない、心の内側と外側の事象や出来事を、鏡合わせにして理解しようとする、ユング心理学的なとらえ方の枠組みです。
それはセラピーを、どのように規定するでしょう?
14)文脈は「言語化されない、背景に潜む前提」です。
ですので、各枠組みが言語化され、明文化されることは、まずありません。
つまり「取説」、取扱説明書はないのです。
各現場で働く専門職、たとえば医療現場の医師、看護師や、教育現場の教師、養護教諭、事務職などは、年単位の経験を通じて、その文脈に徐々になじんでいきます。
15)その点を理解しないセラピスト、カウンセラー、コーチに、文脈は見えません。
見えないと、文脈は "無い" も同然となります。
すると、現場の実態は無視され、チームワークは考慮されず、学んだセラピーの流派やその技法が、無自覚に用いられることになります。
それでは、現場にフィットし機能する有益なセラピーは、行えません。
16)現場とセラピーの実践とが、乖離(かいり)し、敵対的関係になることも少なくありません。
「この医療現場は、心理セラピーを理解していない」「この学校には、カウンセリング・マインドがない」といったセラピストやカウンセラーの嘆きを、何度も耳にしてきました。
しかしそれは、"文脈的"には、セラピストやカウンセラーによる、現場を無視した自己愛的言説です。
17)セミナーでは、言語化されておらず、したがって見えない文脈の読み方、見抜き方を、いちから学びます。
各現場で働く人が年単位を通じて身につける文脈理解を、"端的に"見通す方法を、トレーニングします。
それにあたって、「メタ認知」やサイコシンセシスの「脱同一化」についても、お伝えします。
18)文脈は "見抜く"だけでは、十分ではありません。
見抜いた後、明らかになった文脈に添って、具体的に「切り分ける」「境界線」を引く "行動力" が求められます。
たとえば、現場の文脈と、自分の学んだセラピー流派の間に境界線を引くこと、そのうえで、現場で求められているセラピー実践について工夫すること、
その工夫に、自分が身につけた流派のやり方を活かせるか、活かすにはどうすればいいか、を熟考することです。
19)切り分けや境界線は、「役割」の混乱、混同を防ぎます。
セラピストであるあなたは、教員でないにもかかわらず、教育現場で、気づいたら教員のように振舞っていた、という越権行為を回避できるでしょう。
医療現場で、医療者のふりをしたくなる欲求を抑制できるでしょう。
20)また、文脈に添ったセラピーを、"徹底" できます。
そのことで、スクールカウンセラーとして、保護者の面接で自己実現の応援をしなくなります。
親の自己実現を応援するのは、スクールカウンセリングでなく、開業心理セラピーの文脈です。
21)文脈力が身につくと、私たちは、現場にフィットする「等身大」で「身の丈」にあったセラピーを実践するようになります。
各現場で、何をやり、何をやるべきでないかが「明確」になり、セラピストとして、"自信" を持つことができます。
セラピストという職種の限界を受け入れ、他の専門家との協力、協働を大事にする気持ちが、自然発生します。
結果、あなたはチームワークやネットワークを尊重します。
それは、クライエントの利益に直結します。
22) 文脈力は、「文脈理解」と、「仕切り/ 境界作り」「運営(マネージメント)」「指揮(リーダーシップ)」「ガバナンス」の総合からなります。
これらの総合については、セミナーで詳しくお伝えします。
23)文脈理解は、臨床現場でのセラピー、カウンセリング、コーチング実践の基本です。
これを学ぶことで、あなたはより機能し貢献する実践家になるでしょう。
セラピーに限らず、どんな仕事(ビジネス)や、人間関係、ファミリーにも有益な視座であり、切り口です。
24)今回「技法を超えた臨床の極意〜 コンテクスト(文脈)を見抜く実践力を養う〜」にご関心のあるセラピスト、カウンセラー、コーチ、教師、グリーフ・ケアワーカー、コンサルタント、ファミリービジネスの専門家、福祉や医療関係者
のご参加を、お待ちしています。
一般の方、初心者の方のご参加も大歓迎です!
【開催日時】2026年1月25日(日)10:00~17:00 開場:9:50
【開催方法】zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからのオンラインでの受講が可能です。
※zoomオンラインでのご参加に向けて事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので1月23日までにお申し込みください。
【講 師】
富士見ユキオ
開業カウンセラーとして、36年目。
夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
ニュー ヨーク州立大学卒業(人類学部)
米国トランスパーソナル心理学研究所に、
日本人として初めて留学する。MA(修士)
認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)
岸原千雅子
臨床心理士、公認心理師
「アルケミア」こころとからだの相談室代表
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
英国IFA認定アロマセラピスト
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
日本ホリスティック医学協会顧問
日本トランスパーソナル学会理事
※当日ご参加できない方向けに、セミナー終了後でも、USB&資料の郵送にて、あるいはデータのダウンロードにて、セミナー内容を販売しています。
USB(音声データ)&資料購入の場合は、郵送費込で1,800円プラス、
ダウンロード(音声&資料データ)の場合は、手数料(500円)のみのプラスでご提供いたします。
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: info@ipp.tokyo
Fax: 03-5570-2860
Mail: info@ipp.tokyo
Fax: 03-5570-2860
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《今後のセミナーご案内》
2026年
2月22日(日)
3月29日(日)
4月26日(日)
5月31日(日)
6月28日(日)
7月26日(日)
8月30日(日)
お問い合わせ・お申込み先 :
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)事務局
Mail:info@ipp.tokyo
Fax:03-5570-2860
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Posted at 12:23























