2017年3月9日開催 新連続講座
「関係療法を学び、本物のセラピー力を身に着けよう
~ライブ・スーパービジョンを通じてケースから学ぶ~」<東京>
~ライブ・スーパービジョンを通じてケースから学ぶ~」<東京>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
●このような方へお薦め
対人援助職のプロの方
対人援助職のプロを目指す方
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
業務のスキルUpを考えている方にはお薦めのセミナーです。
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。
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主催者からのメッセージ _____
主催者からのメッセージ _____
先着順です。
小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます。
※専門家の人だけでなく、一般の人、初心者の人も大歓迎です。
1)あなたは、カウンセリング、セラピー、コーチングといった対人援助職の、独自性・オリジナリティは、何だと思いますか?
私たちは、その質問を、かつて故河合隼雄先生に質問したことがあります。
夢、コンステレーション、元型といった深みに関する答えが返ってくると思っていたところ、河合先生は、迷わず、「人と人、セラピストとクライエントの関係性」と、述べました。
箱庭療法のような、一見独りで作品を作る療法においても、いや、そういう療法だからこそ、(かえって)「関係性」が重要になります、
誰(どんなカウンセラー)がそこに一緒にいるか、つまりセラピストとクライエントとの関係性や相性で、クライエントの箱庭の中身は、大きく変わります、とおっしゃっていました。
理由は、セラピーやコーチングが、人と人、カウンセラーとクライエントの「関係性」に根差しているからです。
2)ユングは夢分析について述べたところで、「ブラインド・アナリシス(blind analysis)」を戒(いまし)めました。
彼は、夢分析とは、夢だけを分析するものではなく、夢と現実の両面、全体性に配慮しながら分析していくもの、と考えました。
その現実の重要要素が、セラピストとクライエントの「関係性」です。
ユングは、関係性や現実を配慮しない夢分析、つまり夢辞典や夢占いのようなブラインド・アナリシスには、臨床的価値はない、と考えたのです。
転移&逆転移理解は、関係性、関係療法の核心ですが、転移および逆転移を、セラピーのアルファ(最初)であり、オメガ(最後)である、と心理療法の世界ではじめて述べたのがユングであったことは、あまり知られていません。
4)私たちは、約30年間、開業で心理療法、コーチング、コンサルティングを行ってきましたが、いままでも、これからも、関係性に根差した臨床実践を大事にしたいと考えています。
関係性は想定外、不思議さに満ち(full <いっぱい>of wonder<不思議>=wonderful、ワンダフル)ていて、とらえどころがありません。
5)とらえどころのないプロセスを、ユング心理学では、メルクリウス、水銀、ヘルメス、トリックスターなどにたとえます。
私たちは、現代におけるメルクリウスは、古典的な深層心理学が考えたように無意識にだけでなく、「関係性」に出現する、と考えています。
6)フロイトやユングの時代の「抑圧」(=「横」分裂)と違い、現代の重要な心理的テーマの多くは、心の「スプリット(split、割れること)」や「解離(dissociation、解離、切り離されること)」、つまり「縦」分裂が中心です。
その点をよく理解しないと、心理療法は、あなたの現代的な悩みや問題、訴えに応え(response)てくれません。
抑圧されたものは、夢に出てきますが、スプリットされたものや解離されたものは、(何と)夢に現れないことも少なくありません
~だから、スプリットや解離には、従来の夢分析が機能しないこともしばしばです~。
7)スプリットや解離されたプロセス=現代におけるメルクリウス・プロセスは、セラピストークライエント関係に出現します。
ユング心理学のエッセンスは、メリクリウスの取り扱いにありますが、今日そのためには、セラピストークライエント関係に着目する必要があります。
その上でであれば、従来の無意識に配慮するやり方が有益になります。
7)今回の連続講座では、セラピーの中で、「現代版行き詰まった困難なプロセス」を題材にしたケースを中心に進めます。
内外の最良のプロのセラピストのケースを題材にします。
新精神分析、新ユング派、夫婦療法、依存症・共依存症療法、トラウマ療法、身体志向療法など、流派・学派を超えて、良質なケースを活用します。
いいケースに触れ、成功例から学んでいきましょう。
「現代版」行き詰まった困難なプロセスとは、深層のプロセスを取り扱うといった従来の(古典的)やり方では、にっちもさっちもいかなくなったものを指します。
そのためにセラピストは、転移、逆転移、投影同一化、行動化(acting out)、対人関係精神分析の言うエナクトメンと(enactment)、コンテイニング、
スプリッティング、解離(dissociation、切り離し)、躁的防衛、、自己愛構造体、情動調律、情緒応答性、愛着、We作りといった関係概念に着目する必要があります。
大丈夫です。各用語理解は簡単ではないですが、私たちが、ていねいに、繰り返し、ねばり強く、手間ひまかけて、お伝へします。
あなたに合点がいって、少しでも活用できるようになるように。
8)関係療法の難しさは、河合先生が述べたように、クライエントとセラピストの相性や縁によって変質するところにあります。
それ・そこには、近代科学のような再現性はありません。
関係性は、想定外と、不思議さでいっぱいです。
私たちは、不思議さに満ちた(=ワンダフルな)関係性と取り組む上で、プレイフル(playful=full of play、遊び心でいっぱい)になることを大切にしています。
9)この講座の目的の1つは、あなたが関係療法をDIY(Do It Yourself、自分で組み立て活用することが)できるようになることです。
そのために私たちは、あなたとコール&レスポンス(Call & Response、呼びかけ&応答)を最も大切にしたい。
なぜなら、それが関係療法の魂であり、最もいい学びの方法・道程だからです。
こ講座にコミットし、協働するマインドを持ったあなたのご参加を、心からお待ちしています!
あなたとプレイフルに学び、ワンダフルな経験をシェアしたいと思っています。
※対人援助職のプロの方、プロを目指す方だけでなく、今回のテーマにご関心のある 初心者の方、一般の方のご参加を大歓迎させていただきます。
◎この連続講座について、口コミ、SUNSなどで、お知り合いの方に、告知していただきましたら幸いです。
小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます。
※専門家の人だけでなく、一般の人、初心者の人も大歓迎です。
1)あなたは、カウンセリング、セラピー、コーチングといった対人援助職の、独自性・オリジナリティは、何だと思いますか?
私たちは、その質問を、かつて故河合隼雄先生に質問したことがあります。
夢、コンステレーション、元型といった深みに関する答えが返ってくると思っていたところ、河合先生は、迷わず、「人と人、セラピストとクライエントの関係性」と、述べました。
箱庭療法のような、一見独りで作品を作る療法においても、いや、そういう療法だからこそ、(かえって)「関係性」が重要になります、
誰(どんなカウンセラー)がそこに一緒にいるか、つまりセラピストとクライエントとの関係性や相性で、クライエントの箱庭の中身は、大きく変わります、とおっしゃっていました。
理由は、セラピーやコーチングが、人と人、カウンセラーとクライエントの「関係性」に根差しているからです。
2)ユングは夢分析について述べたところで、「ブラインド・アナリシス(blind analysis)」を戒(いまし)めました。
彼は、夢分析とは、夢だけを分析するものではなく、夢と現実の両面、全体性に配慮しながら分析していくもの、と考えました。
その現実の重要要素が、セラピストとクライエントの「関係性」です。
ユングは、関係性や現実を配慮しない夢分析、つまり夢辞典や夢占いのようなブラインド・アナリシスには、臨床的価値はない、と考えたのです。
転移&逆転移理解は、関係性、関係療法の核心ですが、転移および逆転移を、セラピーのアルファ(最初)であり、オメガ(最後)である、と心理療法の世界ではじめて述べたのがユングであったことは、あまり知られていません。
4)私たちは、約30年間、開業で心理療法、コーチング、コンサルティングを行ってきましたが、いままでも、これからも、関係性に根差した臨床実践を大事にしたいと考えています。
関係性は想定外、不思議さに満ち(full <いっぱい>of wonder<不思議>=wonderful、ワンダフル)ていて、とらえどころがありません。
5)とらえどころのないプロセスを、ユング心理学では、メルクリウス、水銀、ヘルメス、トリックスターなどにたとえます。
私たちは、現代におけるメルクリウスは、古典的な深層心理学が考えたように無意識にだけでなく、「関係性」に出現する、と考えています。
6)フロイトやユングの時代の「抑圧」(=「横」分裂)と違い、現代の重要な心理的テーマの多くは、心の「スプリット(split、割れること)」や「解離(dissociation、解離、切り離されること)」、つまり「縦」分裂が中心です。
その点をよく理解しないと、心理療法は、あなたの現代的な悩みや問題、訴えに応え(response)てくれません。
抑圧されたものは、夢に出てきますが、スプリットされたものや解離されたものは、(何と)夢に現れないことも少なくありません
~だから、スプリットや解離には、従来の夢分析が機能しないこともしばしばです~。
7)スプリットや解離されたプロセス=現代におけるメルクリウス・プロセスは、セラピストークライエント関係に出現します。
ユング心理学のエッセンスは、メリクリウスの取り扱いにありますが、今日そのためには、セラピストークライエント関係に着目する必要があります。
その上でであれば、従来の無意識に配慮するやり方が有益になります。
7)今回の連続講座では、セラピーの中で、「現代版行き詰まった困難なプロセス」を題材にしたケースを中心に進めます。
内外の最良のプロのセラピストのケースを題材にします。
新精神分析、新ユング派、夫婦療法、依存症・共依存症療法、トラウマ療法、身体志向療法など、流派・学派を超えて、良質なケースを活用します。
いいケースに触れ、成功例から学んでいきましょう。
「現代版」行き詰まった困難なプロセスとは、深層のプロセスを取り扱うといった従来の(古典的)やり方では、にっちもさっちもいかなくなったものを指します。
そのためにセラピストは、転移、逆転移、投影同一化、行動化(acting out)、対人関係精神分析の言うエナクトメンと(enactment)、コンテイニング、
スプリッティング、解離(dissociation、切り離し)、躁的防衛、、自己愛構造体、情動調律、情緒応答性、愛着、We作りといった関係概念に着目する必要があります。
大丈夫です。各用語理解は簡単ではないですが、私たちが、ていねいに、繰り返し、ねばり強く、手間ひまかけて、お伝へします。
あなたに合点がいって、少しでも活用できるようになるように。
8)関係療法の難しさは、河合先生が述べたように、クライエントとセラピストの相性や縁によって変質するところにあります。
それ・そこには、近代科学のような再現性はありません。
関係性は、想定外と、不思議さでいっぱいです。
私たちは、不思議さに満ちた(=ワンダフルな)関係性と取り組む上で、プレイフル(playful=full of play、遊び心でいっぱい)になることを大切にしています。
9)この講座の目的の1つは、あなたが関係療法をDIY(Do It Yourself、自分で組み立て活用することが)できるようになることです。
そのために私たちは、あなたとコール&レスポンス(Call & Response、呼びかけ&応答)を最も大切にしたい。
なぜなら、それが関係療法の魂であり、最もいい学びの方法・道程だからです。
こ講座にコミットし、協働するマインドを持ったあなたのご参加を、心からお待ちしています!
あなたとプレイフルに学び、ワンダフルな経験をシェアしたいと思っています。
※対人援助職のプロの方、プロを目指す方だけでなく、今回のテーマにご関心のある 初心者の方、一般の方のご参加を大歓迎させていただきます。
◎この連続講座について、口コミ、SUNSなどで、お知り合いの方に、告知していただきましたら幸いです。
【開催日時】
2017年3月9日(木)スタート
毎月第2木曜日19:00~20:50 全10回
【会 場】
東京都内赤坂
(詳細はお申込みいただいた方にお知らせします)
※小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます
【参加費】※先着順です。
連続講座のご参加が
初めての方、120,000円+消費税(8%)
2回目の方、108,000円+消費税
3回目の方、103,000円+消費税
4回目の方、100,000円+消費税
5回目以上の方、97,000円+消費税
2回目の方、108,000円+消費税
3回目の方、103,000円+消費税
4回目の方、100,000円+消費税
5回目以上の方、97,000円+消費税
【講 師】
富士見ユキオ臨床心理士
認定プロセスワーカー
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
相続アドバイザー協議会認定会員、
交渉アナリスト1級日本交渉協会認定
岸原千雅子
ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
臨床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
相続アドバイザー協議会認定会員、
交渉アナリスト1級日本交渉協会認定 、
英国IFA認定アロマセラピスト
ホリスティック医学協会副会長
トランス―パーソナル学会理事
ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
臨床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
相続アドバイザー協議会認定会員、
交渉アナリスト1級日本交渉協会認定 、
英国IFA認定アロマセラピスト
ホリスティック医学協会副会長
トランス―パーソナル学会理事
*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: ipp@dg8.so-net.ne.jp
Fax: 03-5570-2860
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: ipp@dg8.so-net.ne.jp
Fax: 03-5570-2860
Posted at 09:50