■2014年3月29日・30日開催
スティーブン・スクートヴォーダー博士セミナー『シャドー(影)とのダンス』
主催:プロセスワーク研究会
●このような方へお薦め!
心理カウンセラー、セラピスト
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家向けのセミナーのご紹介です。
参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
_____
講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____
1)「影」は、ユングによって、心理学に持ち込まれた概念です。
私たちの身体には、いつも「影」がついてまわります。
それと同じように、私たちの『こころ』にも「影」があって、それはいつもつきまとっている、とユングは考えました。
ユングは、「こころの影」を直視して、向き合い、対話し、対決することが心理的成長や成熟に必要で、それが、私たちの人格に質的変容や深みをもたらす、と述べています。
スティーブンはこのセミナーで、「シャドー(影)」とのダンスを、「こころの次元」で行うことを、意図しています。
2)ユングによると、「影」とは、『同性』で、自分がマイナスの意味~例、大嫌いな人や苦手な人~でもプラスの意味~例、あこがれの人~でも、なぜか強くひきつけられる相手です。
そうした人たちは、自分の「こころの影」、つまり、自分自身、あるいは、自分の「こころの<影の部分>をありのまま映し出す鏡」です。
「自分」のこころの影なので、それを、自分のこころに取り戻す、統合することが、「本来のまるごとの自分」になること~だから自分の本来の力や自己治癒力や潜在的可能性を回復できること~、自己成長、成熟、自己変容につながります。
それにあたって、時に、いやしばしば、影との対決が求められます。
理由は、その影を、自分の本来のこころの一部/側面、と認めたくないからです。
このセミナーは、シャドーとの取り組みを、
合気道のように、あるいはダンスのように、
「しなやかに」できないだろうか、できるのではないだろうか、と
スティーブンが考え、企画されました
~「こころ踊るシャドーとのワーク」です。
楽しく豊かな内容です。みなさまのご参加をお待ちしています!~
3)シャドーには、通常考えられているもの
~それを「ダーク・シャドー(dark shdow、暗い影)」と言います~の他に、「ライト・シャドー(light shadow、明るい影)」と呼ばれるものがあります。
ここでは、ライト・シャドーの例を、K.ウイルバーの本から書きます。
ある女性(A)が、あるあこがれの女性(B)のことを、グリーンの目がとても美しい、と、ことあるごとに言っていました。
言われた女性(B)は、そのたび、怪訝(けげん)な顔をしていました。
ある時、言われた側の女性(B)は、言った側の女性(A)を、化粧室の大きな鏡の前につていてゆき、次のように言いました。
「あなたの目の色と、私の目の色を、よく見比べてみて。グリーンの美しい色をしているのは、あなたの目よ。私の目の色は、茶色」
そう言われて、よく見ると、確かにグリーンの目を持っているのは自分で、あこがれていた女性の目の色は、茶色でした。
そのことに、女性(A)は、深く驚き、動揺しました。
4)という具合に、「プラス面/美的側面」も、「シャドー(影)」になります~「シャドー」は、「マイナス面」だけではありません~。
ライト・シャドーとの取り組みは、ダークなもの以上に、困難な場合が少なくありません。
理由は、それがライト(light)で、光(light)/白日の中で、見えにくいからです。
5)(A)「同性」が、シャドーとの取り組みの基本ですが、それは、人生前半の取り組みに属し、その取り組みは、丈夫な自我/「私」作りに、大変有益です。
一方、(B)『異性』~女性にとっての内的男性(性)=「アニムス」、男性にとっての内的女性(性)=「アニマ」。
それらを、ユングは、「たましい」と考えました~との取り組みは、人生後半の作業で、それは、「ディープ・シャドーワーク(深いシャドーとのワーク)」と言えるものです。
「異性」の「シャドー(影)(アニムスやアニマ=「たましい」)」とのワークは、「同性」の「シャドー」とのワークよりも、より深く、複雑怪奇で困難です。
今回のセミナーでは、(A)と(B)の両方が、ワークの対象になるでしょう。
プロセスワーカーの中でも、臨床的側面にとても通じていて、温かいハートの持ち主であるスティーブン・セミナーへのご参加を、こころからお待ちしています。
【日 時】2014年3月29日(土)、30(日)
両日ともに、9:30~16:30
【参加費】一日のみのご参加:24,150円
二日間ご参加:46,200円
【講 師】スティーブン・スクートヴォーダー博士
ポートランド・プロセスワークセンター元CEO)
【会 場】都内中央区(お申込時にご確認ください。)
【連絡先】プロセスワーク研究会
email:qwl03722@nifty.com
fax:03-5570-2860
スティーブン・スクートヴォーダー博士セミナー『シャドー(影)とのダンス』
主催:プロセスワーク研究会
●このような方へお薦め!
心理カウンセラー、セラピスト
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家向けのセミナーのご紹介です。
参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
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講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____
1)「影」は、ユングによって、心理学に持ち込まれた概念です。
私たちの身体には、いつも「影」がついてまわります。
それと同じように、私たちの『こころ』にも「影」があって、それはいつもつきまとっている、とユングは考えました。
ユングは、「こころの影」を直視して、向き合い、対話し、対決することが心理的成長や成熟に必要で、それが、私たちの人格に質的変容や深みをもたらす、と述べています。
スティーブンはこのセミナーで、「シャドー(影)」とのダンスを、「こころの次元」で行うことを、意図しています。
2)ユングによると、「影」とは、『同性』で、自分がマイナスの意味~例、大嫌いな人や苦手な人~でもプラスの意味~例、あこがれの人~でも、なぜか強くひきつけられる相手です。
そうした人たちは、自分の「こころの影」、つまり、自分自身、あるいは、自分の「こころの<影の部分>をありのまま映し出す鏡」です。
「自分」のこころの影なので、それを、自分のこころに取り戻す、統合することが、「本来のまるごとの自分」になること~だから自分の本来の力や自己治癒力や潜在的可能性を回復できること~、自己成長、成熟、自己変容につながります。
それにあたって、時に、いやしばしば、影との対決が求められます。
理由は、その影を、自分の本来のこころの一部/側面、と認めたくないからです。
このセミナーは、シャドーとの取り組みを、
合気道のように、あるいはダンスのように、
「しなやかに」できないだろうか、できるのではないだろうか、と
スティーブンが考え、企画されました
~「こころ踊るシャドーとのワーク」です。
楽しく豊かな内容です。みなさまのご参加をお待ちしています!~
3)シャドーには、通常考えられているもの
~それを「ダーク・シャドー(dark shdow、暗い影)」と言います~の他に、「ライト・シャドー(light shadow、明るい影)」と呼ばれるものがあります。
ここでは、ライト・シャドーの例を、K.ウイルバーの本から書きます。
ある女性(A)が、あるあこがれの女性(B)のことを、グリーンの目がとても美しい、と、ことあるごとに言っていました。
言われた女性(B)は、そのたび、怪訝(けげん)な顔をしていました。
ある時、言われた側の女性(B)は、言った側の女性(A)を、化粧室の大きな鏡の前につていてゆき、次のように言いました。
「あなたの目の色と、私の目の色を、よく見比べてみて。グリーンの美しい色をしているのは、あなたの目よ。私の目の色は、茶色」
そう言われて、よく見ると、確かにグリーンの目を持っているのは自分で、あこがれていた女性の目の色は、茶色でした。
そのことに、女性(A)は、深く驚き、動揺しました。
4)という具合に、「プラス面/美的側面」も、「シャドー(影)」になります~「シャドー」は、「マイナス面」だけではありません~。
ライト・シャドーとの取り組みは、ダークなもの以上に、困難な場合が少なくありません。
理由は、それがライト(light)で、光(light)/白日の中で、見えにくいからです。
5)(A)「同性」が、シャドーとの取り組みの基本ですが、それは、人生前半の取り組みに属し、その取り組みは、丈夫な自我/「私」作りに、大変有益です。
一方、(B)『異性』~女性にとっての内的男性(性)=「アニムス」、男性にとっての内的女性(性)=「アニマ」。
それらを、ユングは、「たましい」と考えました~との取り組みは、人生後半の作業で、それは、「ディープ・シャドーワーク(深いシャドーとのワーク)」と言えるものです。
「異性」の「シャドー(影)(アニムスやアニマ=「たましい」)」とのワークは、「同性」の「シャドー」とのワークよりも、より深く、複雑怪奇で困難です。
今回のセミナーでは、(A)と(B)の両方が、ワークの対象になるでしょう。
プロセスワーカーの中でも、臨床的側面にとても通じていて、温かいハートの持ち主であるスティーブン・セミナーへのご参加を、こころからお待ちしています。
【日 時】2014年3月29日(土)、30(日)
両日ともに、9:30~16:30
【参加費】一日のみのご参加:24,150円
二日間ご参加:46,200円
【講 師】スティーブン・スクートヴォーダー博士
ポートランド・プロセスワークセンター元CEO)
【会 場】都内中央区(お申込時にご確認ください。)
【連絡先】プロセスワーク研究会
email:qwl03722@nifty.com
fax:03-5570-2860
Posted at 11:33