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2026.3.29開催「ACE(小児期逆境体験)と発達上のトラウマ 〜身体・脳・心・関係性を通じた回復と癒し〜 」<Zoom>  [2026年03月03日]
2026年3月29日開催
「ACE(小児期逆境体験)と発達上のトラウマ
〜身体・脳・心・関係性を通じた回復と癒し〜 」<Zoom>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
 
●このような方へお薦め
子どもの頃に辛い体験をした方
トラウマケアに従事されている専門家
トラウマについて新しい視点を学びたい方
 
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
心理臨床のスキルUpを考えている方にはお薦めのセミナーです。
 
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。※ご参加を希望される方は必ず詳細をご確認ください。
 
_____
       主催者からのメッセージ   _____
 
1)次の場面を想像してみてください。
 
子どもが、橋から川に落ちる。
私たちは駆け寄り、必死に引き上げる。
汚れた体を拭き、「もう大丈夫」と保護する。
 
それから、「次は気をつけよう」と伝える。
 
けれど──
また落ちる。
私たちは助け、保護する。
しかし、また落ちる。
そしてまた・・・。
 
なにが起きているのでしょうか。
 
子どもが不注意だから?
学習能力がないため?
 
いいえ、違います。
 
精神科医のJ.ヘイズ=グルードと心理学者のA.J.モリスによると、『橋に、子どもに見えない穴が空いていた』からです。
問題は「子ども」の不注意ではありません。
子どもたちが、成長の過程で渡っていた”橋”が「危険」だったことです。
小さな子どもには、「橋の穴」が見えていなかったのです。
 
2)その「橋の穴」の名前は、
ACE(Adverse Childhood Experiences:小児期逆境体験)。
 
小児期に経験する
・肉体的&精神的虐待
・ネグレクト
・家庭内不和
・親の依存症
・暴力、
・幼少期の慢性的ストレス は、
 
「 心」だけでなく、「脳」と「身体」の発達を変えます。
ゆがんだ「関係性」へと、私たちを向かわせます。
 
数十年後──
・うつ
・不安
・依存
だけではなく、
 
・自己免疫疾患
・食物アレルギー
・心筋梗塞
・脳卒中
・肺気腫
・がん
・胃潰瘍
・糖尿病
・肝疾患
・喘息
・心臓疾患
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
 
などの "重大な身体疾患" リスクの上昇にも関連することが、ACE研究によって示されました。
 
"ACEスコア" が高いほど、疾患リスクは上昇します。
短命や自殺のリスクが高まります。
 
AECによってもたらされる慢性的な恐怖と緊張は、HPA(視床下部‐下垂体‐副腎系)軸、自律神経、免疫反応、炎症レベルを変化させます。
(注:ACEスコアについては、セミナーで学びます)
 
3)それに対し、 私たちは何をしてきたでしょうか。
 
私たちは穴に落ちた子どもを、時に責めてきました。
「なに、ボーッとしてるんだ」
「気をつけないとダメだろう」
「何度言ったらわかるんだ」
 
しかし子どもを責めるのではなく、大人、そして対人援助職が、ACEという「穴の空いた危険な橋」を見つける必要があります。
成長に向けて子どもが進む橋に、穴が空いていないか、「注意深くチェックする」ことが欠かせません
 
このセミナーでは「危険な橋」に気づき、それを修繕するためのトレーニングを行います。
また、AECからの癒しと回復を試みます。
 
4)ACEは、いたるところに蔓延しています。
高学歴や富裕層の中にも、しばしば潜みます。
社会には、ACEを抱えながらも活躍する"高機能の人"がたくさんいます。
 
その人たちの心身をむしばむACEは、気づかれにくい。
他人にも、そして自分にも。
 
ACEは、放置されれば何世代にもわたって継承されます。
にもかかわらず、隠されます。
「家の恥」「自分の恥」だからです。
評判の傷つくのが怖いためです。
 
セミナーでは、見えにくいACEをはっきりと見えるようにします。
見えないもの、見ようとしないものに、癒しや回復は望めないからです。
 
ACEの影響やリスクを直視しましょう。
ACEへの的確で有益な対策を身につけるために。
 
5)小児期トラウマは右脳に保存されます。
(加えてHPA(視床下部‐下垂体‐副腎系)軸を通して身体に影響を及ぼします)。
 
言語や認知を獲得する2歳以前の記憶や感覚は、右脳に関係します。
さらに、関係の空気や声の調子、視線、距離感、場の雰囲気も、右脳を通じてやりとりされます。
 
非言語次元で "何が起きているか" は、左脳ではなく、右脳と右脳の交流を通じて暗黙裡に伝わります。
 
2歳以前のAEC、複雑性&発達性トラウマには、「認知行動療法」ではなく、認知『以前』と取り組む「ソマティック志向の "関係" セラピー」が求められます。
関係にこそ、右脳と右脳のやり取りが、的確に描かれるからです。
 
6)小児期トラウマは、身体〜皮膚の下〜に刻印されます。
そのため、ACEとの取り組みには、身体(ソマティック)の視点が不可欠です。
 
呼吸、姿勢、筋緊張に着目するタイプのソマティック・セラピーの視座を活用していきます。
 
身体は神経系の表現そのものです。
認知を変えようとする前に、身体から神経系へ働きかけることを、試みます。
身体の変化が、安心、安全の感覚を回復させるでしょう。
 
7)さらに関係療法の観点が不可欠です。
 
関係療法は、「クライエント-セラピスト関係」に現れる転移、逆転移、投影同一化、エナクトメントに着目します。
 
それは、クライエントと支援者との間に "自然発生する" 、関係的できごと、すなわち転移、逆転移、投影同一化、エナクトメントを、癒しの "素材" にする、精妙なアプローチ
です。
(注:転移、逆転移、投影同一化、エナクトメントについては、セミナーで学びます)
 
8)ACEのような困難なケースとの取り組みには、支援者側の神経系も守られなければなりません。
 
守られた援助者だけが、ACEの人を、サステイナブルにサポートできます。
守りが希薄なために、メンタルや身体がダメージを受けて、援助職を止めてしまう善意の支援者は、少なくありません。
 
9)橋から落ちた子どもを引き上げる、二度と落ちないよう注意する。その試みは貴重です。
 
しかし本当に必要なのは、子どもの落ちた「ACEの穴」を見つけ、橋を修繕、修復することです。
穴の空いた危険な状態を、精神分析家M.バリントは『基底欠損』と呼びました。
 
セミナーでは基底欠損を修復すること、また「良質な心の土台の育成」について学びます。
ACEの穴を埋めるには、心、神経系、身体はもちろん、"セラピスト-クライエント関係" に関して、しっかりと理解することが重要です。
 
10)小児期トラウマは、虐待や親の不和など、 "関係性" の中で作られます。
ですので、そこからの真の回復、癒し、成長も、"関係性"の中で生じる。
 
セラピスト-クライエント関係には、クライエントの被ったACEが必ず "再演" されます。
それは悪夢の甦りです。
 
しかしその悪夢と向き合い、悪夢から目覚め、ACEからの回復、癒し、成長、変容を試みようとするのが、関係療法です。
 
関係は、AECを生む "卑金属"にもなれば、癒し、幸福、救済、成長、成熟を促す "黄金" にもなります。
 
11)ACEを適切に理解すれば、
・ 自分を責める必要がなくなる
・ 他者への見方が変わる
・パートナーや友人の隠された苦しみに共感できる
・「問題行動」の奥にある意味が見えるようになる
 
ACEの穴について理解しないまま、トラウマに苦しむクライエントに関わるのと、 理解した上で関わるのとでは、対人援助の質が大きく変わります。
 
あなた自身のACEについて、取り組みましょう。
その上で、クライエントのACEの苦悩を理解するようにします。
そうでないと、あなたは対人援助の過程で、二次受傷を負いかねません。
 
あなたは、子どもを川から引き上げることだけを続けますか?
あるいは橋の穴を発見することを、試みますか?
 
12)このセミナーで得られるものは、以下の内容です。
 
1.ご自身にとってのメリット
・内なる赤ちゃん(インナー・ベイビー)や内なる子ども(インナー・チャイルド)の苦しみに対する根本的理解
・感情コントロールのヒント
・自己否定の軽減
・恥トラウマからの癒しと回復
・レジリエンス(修復力)の向上
 
2.家族・パートナー・子育てにおける利点
・怒りの連鎖を断ち切る視点
・子どもの問題行動の背景理解
・大切な人の苦悩理解
・安心、安全な関係性の築き方
・世代間連鎖を止める具体策
 
3.職場・人間関係に関するベネフィット
・部下育成の新しい視点
・ハラスメント予防
・離職防止のヒント
・心理的安全性の向上
 
4.専門職(医療・教育・福祉・心理・経営・その他対人支援職)に得られること
・支援困難ケースの理解の深化
・二次受傷の予防 
・ACEや複雑性トラウマ臨床・支援の質の向上
・「なぜこの人はこうなるのか」から 「だからこの人はこうなのか」「この人にはこういった関わりが必要だ」への理解の変化
・ACEを抱える人の苦悩への、コンパッション(共苦)力の向上
 
13)今回、「ACE(小児期逆境体験)と発達上のトラウマ〜身体・脳・心・関係性を通じた回復と癒し〜 」にご関心のあるセラピスト、カウンセラー、コーチ、ケースワーカー、
アドバイザー、コンサルタント、ファミリービジネスの専門家、ボディワーカー、福祉や教育、医療関係者のご参加を、お待ちしています。
 
一般の方、初心者の方のご参加も大歓迎です!
 

【開催日時】2026年3月29日(日)10:00~17:00 開場:9:50
  
【開催方法】zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
 
ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからのオンラインでの受講が可能です。
※zoomオンラインでのご参加に向けて事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので3月27日までにお申し込みください。
 
【講  師】 
富士見ユキオ
開業カウンセラーとして、36年目。
夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
ニュー ヨーク州立大学卒業(人類学部)
米国トランスパーソナル心理学研究所に、
日本人として初めて留学する。MA(修士)
認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)
 
 岸原千雅子
臨床心理士、公認心理師
「アルケミア」こころとからだの相談室代表
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
英国IFA認定アロマセラピスト
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
日本ホリスティック医学協会顧問
日本トランスパーソナル学会理事
 
【参 加 費】20,000円+消費税(10%)
  
当日ご参加できない方向けに、セミナー終了後でも、USB&資料の郵送にて、あるいはデータのダウンロードにて、セミナー内容を販売しています。
 
USB(音声データ)&資料購入の場合は、郵送費込で1,800円プラス、
ダウンロード(音声&資料データ)の場合は、手数料(500円)のみのプラスでご提供いたします。
 
 
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: 
info@ipp.tokyo
Fax: 03-5570-2860
 
 
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《今後のセミナーご案内》
2026年
4月26日(日)
5月31日(日)
6月28日(日)
7月26日(日)
8月30日(日)
 
《新・連続講座のご案内》
「サイコシンセシス(psychosynthesis)×エコサイコロジー(ecopsychology)」
〜成熟したスピリチュアリティと、内外のエコロジカルな世界を生きる〜
 
開催日:3月27日(金)スタート!
毎月第4金曜日 19:00〜20:50、全10回
 
2つの心理学のシナジー(相乗効果)を意図することで、見えなかったスピリチュアリティに目を向け、たどりつけなかった心の内側と外側の生態系に行くこと、そしてあなたやあなたの大切な人やコミュニティのために、能動的で肯定的なアクションを起こすこと、を目標とします。
 
それはあなたの魂、スピリチュアリティ、人間性の回復、また全体的で質のいい生活の礎となるでしょう。
 
 
お問い合わせ・お申込み先 :
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)事務局
Mail:info@ipp.tokyo
Fax:03-5570-2860
 
 
 
 
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タグ:専門家POPトラウマACE
Posted at 09:43