■2014年6月15日開催
「良質な臨床家 ~クライン、ビオン、オグデン~のケースに学ぶ」<東京>
主催:プロセスワーク研究会
●このような方へお薦め!
対人援助職のプロの方
心理職のプロを目指している学生や一般の方、
今回のテーマにご関心のある初心者の方
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家向けのセミナーのご紹介です。
参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
_____
講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____
1)良質な臨床家に学ぶ実践的プロセスワーク・セミナーです。
(A)今回は、非医師の女性として、初めてフロイト派の分析家となり、しかし、フロイト理論と真っ向から対立して「対象関係論」学派を成立させたメラニー・クラインと、
(B)クラインに教育分析を受けて、独自の精神分析を確立した、現在精神分析の分野で、現在、最も影響力のあるウルフレッド・ビオンと、
(C)アメリカの精神分析界では、最良のオリジナルな理論家、兼、臨床家で、クラインの"project ive identification"(プロジェクティヴ・アイデンティフィケイション)、『内的』投影同一『視』を、『実際』の関係における、投影同一『化』と読みかえたトーマス・オグデンの3人に学ぶセミナーです。
(注:オグデンの「投影同一化」が基になり、プロセスワークの「ドリーム・アップ(dream-up)」という考え方が生まれました。 「内的投影同一視」と、「実際の関係における投影同一化」との違いについては、セミナーでお話しします)
2)特に大切な概念に、ビオンの「コンテイニング(containing)」があります。
それは、母親の赤ん坊の情動・情緒への「もの想い(reverie)」と同じものを、セ ラピストがクライエントのスプリット(分割排除)した情動・情緒へ向けることをいいます。
セラピストとクライエントの「間」、「間主観的文脈」の中に浮上してくる、クライエントが無意識的に分割排除した、「生(なま)の」、「加工されていない」、従って「精神病的」なプロセスを、(A)セラピストが、いかにピックアップして、
(B)それを、クライエント(赤ちゃん)が(再び)取り入れることができるように~食してもお腹を壊さずに、その栄養/エッセンスを取り入れることができるように~、
(C)いかに「料理/加工」して、
(D)クライエントに戻すか/返すか、
(E)それをセラピストとクライエントの現在進行形(containingの"ing")の やり取りの中でどう行うか、が、コンテイニングです。
3)臨床的には、精妙で複雑な、このやりとりのプロセスを、理解し、身につけることが、非常に役立つ場合が少なくありません。
これは、現在もっとも有益な精神分析的作業のひとつでもあります。
詳細は、具体例を挙げながら、セミナーでお話します。
4)コンテイニングやもの想いを、オグデンは、「ドリーミング(dreaming)」と言いかえています。
そのドリーミングと、プロセスワークのドリーミングは異なります。その違いについても学びましょう。
5)「コンテイニング(containig)」は、ふつう、「抱え、包含」などと訳されます。
しかし、「封じ込め、封印」といった意味もあり ます。
「封じ込め、封印」は、ユングの心理錬金術の「コンテイナー(container)、心的容器」にピッタリの言葉ですが、
そこから、コンテイニングについて捉えると、よく理解できます。
これについても、講座でしっかりと学びます。
6)「封じ込め、封印」は、ワールドワークで言われる「フレーミング(framing)、枠づけ化」にも、とてもぴったり/しっくりくる言葉です。
なぜでしょうか?
「フレーミング」を、「封じ込め、封印」というところから見直して、その臨床的&実践的有用さについて考えます。
また、「フレーミング」と「コンテイング」について、比較検討しながら、両者の良質なところに学びます。
7)今回のセミナーは、 最良の臨床家に学ぶセミナーです。
対人援助職のプロの方、プロを目指している学生や一般の方、加えて、今回のテーマにご関心のある初心者の方のご参加を、心からお待ちしております
【開催日時】2014年6月15日(日)10:00~17:00(開場:9:50)
【会場】東京都内赤坂、富士見心理面接室
(会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。
ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)
【参加費】1日20,000円+消費税(8%)
※先着順です。
【講 師】
◎富士見ユキオ
認定プロセスワーカー、
ホリスティック&トランスパーソナル心理セラピスト、
開業心理療法家、臨床心理士
◎岸原千雅子
アーニー・ミンデル&エイミー・ミンデル認定のセカンド・トレーニング教師
ホリスティック&トランスパーソナル心理セラピスト
臨床心理士、IFA認定アロマセラピスト
【連絡先】プロセスワーク研究会
email:qwl03722@nifty.com
fax:03-5570-2860
「良質な臨床家 ~クライン、ビオン、オグデン~のケースに学ぶ」<東京>
主催:プロセスワーク研究会
●このような方へお薦め!
対人援助職のプロの方
心理職のプロを目指している学生や一般の方、
今回のテーマにご関心のある初心者の方
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家向けのセミナーのご紹介です。
参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
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講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____
1)良質な臨床家に学ぶ実践的プロセスワーク・セミナーです。
(A)今回は、非医師の女性として、初めてフロイト派の分析家となり、しかし、フロイト理論と真っ向から対立して「対象関係論」学派を成立させたメラニー・クラインと、
(B)クラインに教育分析を受けて、独自の精神分析を確立した、現在精神分析の分野で、現在、最も影響力のあるウルフレッド・ビオンと、
(C)アメリカの精神分析界では、最良のオリジナルな理論家、兼、臨床家で、クラインの"project ive identification"(プロジェクティヴ・アイデンティフィケイション)、『内的』投影同一『視』を、『実際』の関係における、投影同一『化』と読みかえたトーマス・オグデンの3人に学ぶセミナーです。
(注:オグデンの「投影同一化」が基になり、プロセスワークの「ドリーム・アップ(dream-up)」という考え方が生まれました。 「内的投影同一視」と、「実際の関係における投影同一化」との違いについては、セミナーでお話しします)
2)特に大切な概念に、ビオンの「コンテイニング(containing)」があります。
それは、母親の赤ん坊の情動・情緒への「もの想い(reverie)」と同じものを、セ ラピストがクライエントのスプリット(分割排除)した情動・情緒へ向けることをいいます。
セラピストとクライエントの「間」、「間主観的文脈」の中に浮上してくる、クライエントが無意識的に分割排除した、「生(なま)の」、「加工されていない」、従って「精神病的」なプロセスを、(A)セラピストが、いかにピックアップして、
(B)それを、クライエント(赤ちゃん)が(再び)取り入れることができるように~食してもお腹を壊さずに、その栄養/エッセンスを取り入れることができるように~、
(C)いかに「料理/加工」して、
(D)クライエントに戻すか/返すか、
(E)それをセラピストとクライエントの現在進行形(containingの"ing")の やり取りの中でどう行うか、が、コンテイニングです。
3)臨床的には、精妙で複雑な、このやりとりのプロセスを、理解し、身につけることが、非常に役立つ場合が少なくありません。
これは、現在もっとも有益な精神分析的作業のひとつでもあります。
詳細は、具体例を挙げながら、セミナーでお話します。
4)コンテイニングやもの想いを、オグデンは、「ドリーミング(dreaming)」と言いかえています。
そのドリーミングと、プロセスワークのドリーミングは異なります。その違いについても学びましょう。
5)「コンテイニング(containig)」は、ふつう、「抱え、包含」などと訳されます。
しかし、「封じ込め、封印」といった意味もあり ます。
「封じ込め、封印」は、ユングの心理錬金術の「コンテイナー(container)、心的容器」にピッタリの言葉ですが、
そこから、コンテイニングについて捉えると、よく理解できます。
これについても、講座でしっかりと学びます。
6)「封じ込め、封印」は、ワールドワークで言われる「フレーミング(framing)、枠づけ化」にも、とてもぴったり/しっくりくる言葉です。
なぜでしょうか?
「フレーミング」を、「封じ込め、封印」というところから見直して、その臨床的&実践的有用さについて考えます。
また、「フレーミング」と「コンテイング」について、比較検討しながら、両者の良質なところに学びます。
7)今回のセミナーは、 最良の臨床家に学ぶセミナーです。
対人援助職のプロの方、プロを目指している学生や一般の方、加えて、今回のテーマにご関心のある初心者の方のご参加を、心からお待ちしております
【開催日時】2014年6月15日(日)10:00~17:00(開場:9:50)
【会場】東京都内赤坂、富士見心理面接室
(会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。
ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)
【参加費】1日20,000円+消費税(8%)
※先着順です。
【講 師】
◎富士見ユキオ
認定プロセスワーカー、
ホリスティック&トランスパーソナル心理セラピスト、
開業心理療法家、臨床心理士
◎岸原千雅子
アーニー・ミンデル&エイミー・ミンデル認定のセカンド・トレーニング教師
ホリスティック&トランスパーソナル心理セラピスト
臨床心理士、IFA認定アロマセラピスト
【連絡先】プロセスワーク研究会
email:qwl03722@nifty.com
fax:03-5570-2860
Posted at 13:10