2026年5月31日開催
「『夢を見ない』『夢見られていない』身体との取り組み
〜解離の潜む身体症状への体験的アプローチ〜」 <Zoom>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
●このような方へお薦め
心理的要因が身体症状に表れている方のケアについて学びたい方
ドリームボディ・ワークなどの心理臨床に行き詰っているセラピストの方
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
心理臨床のスキルUpを考えている方にはお薦めのセミナーです。
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。※ご参加を希望される方は必ず詳細をご確認ください。
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主催者からのメッセージ _____
主催者からのメッセージ _____
1) あなたは心理セラピーが、「身体症状」を取り扱えることをご存じですか?
プロセスワークのA.ミンデルは、身体症状を「夜見た夢」から読み解き、心理セラピーの適応範囲を拡大しました。
その取り組みは、「ドリームボディ・ワーク」と呼ばれます。
心理セラピストだけでなく、心身医学の専門医たちに活用されています。
私たちもその恩恵を十分に受けてきました。
2) しかし、ドリームボディ・ワークが上手くいかないことがあります。
身体症状に、「解離」が潜んでいる場合です。
「抑圧」の絡んだ身体症状には、ドリームボディ・ワークが有益です。
一方「解離」が隠れていると、取り組みに行き詰まってしまうことが、少なくありません。
「抑圧」も「解離」も防衛機制です。
しかしその2つには、『構造的』違いがあります。
その違いを理解していなかったために、ドリームボディ・ワークが行き詰まってしまった。
3) このセミナーは、その課題を克服するためのものです。
身体症状との心理的取り組みを、刷新することを目的とします。
解離の潜む身体症状をどう理解し、具体的にどうワークすればいいのかを、わかりやすくお伝えします。
体験的エクササイズを行いながら進めますので、あなたは腹落ちしながら、新しい身体症状とのワークを学ぶことができるでしょう。
4) 解離の絡む心の悩みには、どのようなものがあるでしょうか?
複雑性トラウマ、ACE(小児期逆境体験)、パーソナリティ障害、依存症、共依存などです。
では、解離の絡む身体症状、身体のトラブルとは、どういったものでしょうか?
たとえば慢性疾患、自己免疫疾患、悪性腫瘍、アレルギー、あるいは糖尿病、難治性疾患などが該当すると考えられます。
こうした身体症状に見舞われると、私たちは最初、自身の身体に何が起きているのか、よくわかりません。
未知の体験です。
よくわからない身体症状や病気を、深層心理学では『未加工 / 未分類のX』ととらえます。
病院に行くと、何らかの病名をつけられます。
その病名によって、よくわからなかった「X」が、医学的に分類 / 加工されるわけです。
5) しかし、その分類/加工が、身体症状や身体のトラブルに悩む当人の「主観的経験」からズレている場合も、少なくありません。
ズレを埋めるには、医学的分類に加えて、本人の経験にフィットする『主観的加工』が施されなければなりません。
6) 精神分析医のW.ビオンは、当人の主観にフィットする加工や分類の過程を、『ドリーミング(dreaming、夢見ること)』と呼びました。
ビオンからすると、身体症状は「いまだ夢見られて〈いない〉未加工のX」です。
身体症状〜たとえば慢性疾患や難治性疾患など〜は、自分を「圧倒するX」「情動のかたまり」「エネルギーの集積」「生々しいX」で、主観的加工や分類がなされるまで、当人にとって腑に落ちない経験です。
生々しいXが『夢見られる(=加工される)』と、その身体症状から不可思議で、神秘的で、クリエイティブな動きが発露し始めます。
それは、医療領域では着目されない想定外の動き/働きです。
ときに、そこから奇跡的癒しが起きることもあります。
7) A.ミンデルは、身体症状を「夢身体(dreambody)」や「夢見る身体(dreaming body)」と考えました。
一方ビオン的には、身体症状は「いまだに夢見られて〈いない〉身体」「夢になる〈以前〉の生の状態」「夢見る〈途上〉の身体」です。
あなたの身体症状は「夢見られた身体」でしょうか?
あるいは「夢見られていない身体」でしょうか?
防衛の『構造的』違い、つまり身体症状に「抑圧」あるいは「解離」のどちらが絡んでいるか、という点から考えましょう。
8) 私たちは、さまざまなタイプの身体症状とのワークを、数多く経験してきました。
が、八方ふさがりになることがありました。
身体症状の中に、『解離』されたタイプのものがあることを、知らなかったからです。
身体症状〜とくに慢性疾患、難治性疾患、症状のない疾患など〜の多くには、『解離』された「いまだ夢みられていない未加工のX」が関係しています。
9) さて、未加工のX、情動のかたまり、エネルギーの集積とは、どういったものでしょうか?
それは、言葉にならない体験です。
たとえていうと、赤ちゃんが、何が起きているのかわからず、烈火のごとく泣き叫ぶような、耐え難いXです。
たとえそれが「空腹」状態であろうと、赤ちゃんは、自分では、なぜ激しく泣いているのかわかりません。
おむつが「不快」なのか、頭が痛いのか、自分ではわからず、ただ手足をばたつかせている。体験しているのは、言葉にすることも、分化することもできない、つかみどころ
のない不安や恐怖。
特定することのできない何か。それが、未加工/未分類のXです。
私たちは、解離の潜む身体症状は、この未加工Xによって構成されている、と考えます。
10) 深層心理学によると、「〈心〉に置いておけない」未加工のXは、〈行動(act)〉を通じて、外側に排出されます。
排出行為には、「行動化(act-out)」や「enactment(エナクトメント)」などがあります。
耐え難く、しかし自分が何を経験しているのかわからず、反射的に泣き叫び、激しくもだえる赤ちゃんの行動(act)。
赤ちゃんには十分に心が育成されていないので、〈身体〉をばたつかせる〈行動〉によって、言葉で表現できない空腹や不安を、外側に排出せざるを得ない。
11) 2歳前後になると、私たちは少しずつ、未加工のXを加工することができるようになります。
「ごはん」「おねむ」「うんち」、あるいは「アツい」「これイヤ」などと言葉で養育者に伝えることで、よくわからなかった未加工のX、情動のかたまりを、加工/分節化でき始めます。
耐え難かった苦痛を、幼いながらも〈自分の心〉で取り除いたり、収めたりする契機が、生まれます。
それにはまず、言葉をもたない乳児に対する、養育者の側の言葉がけが先行します。
「おっぱいゴクゴク」「よく飲んだね〜、おなかいっぱいね」「ああ、オムツきれいになったね」「気持ちいいねぇ」「う〜ん、おねむだね。よしよし、よしよし」などと。
こうした養育者とのやりとりによって、そのたびごとに、生のXが加工され、『ぴったりの言葉』が与えられることで、Xは分節化され、赤ちゃんの〈心〉に収まるようになります。
養育者との関係によって、Xが加工され、心に収まることを通じて、赤ちゃんの心も育成されていきます。
12) 身体症状に潜む未分化のXが加工され、加工されたものを収める心を育むためには、そうした養育者のような他者との「良質な関係性」が必要です。
セミナーでは、「未加工Xの加工」「関係性の質」「心の育成」について、体験的に取り組みます。
13)今回は、複数のエクササイズをご用意しています。
楽しみながらプレイフルに行っていきましょう。
体験を通じた、新しい身体症状とのワークの習得を目的とします。
シリアスで扱うことが難しかった身体症状や、自覚症状のない疾患、慢性疾患や難治性疾患など、どのような身体症状とも取り組み可能なワークです。
マインドフルにていねいに進めていきます。
あなたは身体症状に、深さと、壮大な力(エネルギー)がみなぎっているのを経験し、驚かれるでしょう。
14) ソマティック・ワークは基本的に、転移/逆転移、投影同一化、エナクトメントといった「関係テーマ」を扱いません。
しかし、「解離」の関与する〈身体症状とのワーク〉には、関係性へのまなざしは必須です。
ご一緒に見ていきましょう。
14) セミナーでは、次のようなテーマを扱います。
・身体症状に、「解離」がどのように潜み絡んでいるか
・身体症状に「抑圧」あるいは「解離」のどちらが関与しているのか、どうすればわかるか、
・解離と抑圧の「構造的」違いは何か
・なぜ解離タイプの身体症状との取り組みには、「関係性」が不可欠なのか、
・生のX、情動のかたまり、エネルギーの集積を、どう取り扱うといいのか
15) 参加にあたっては、以下をご用意ください。
(a)ペンやクレヨンなどの筆記用具、画用紙やノートなど。
(b)セミナーで取り組みたい身体症状や病を1つ選んでください。
どのような身体症状でも疾患でもOKです。
身体症状のない疾患(診断されたものの自覚症状がない、など)や、過去に患っていたものでもかまいません。
(c)人生で、自分にとって心に残っている夜見た夢、不可思議な出来事、想定外の体験、共時性体験などのいずれかを、1つご用意ください。
(d)心に残っている重要な人との記憶に残る出来事も思い出し、参加されるとより有意義です。
16) 今回のセミナーは次の方にお勧めです。
・身体症状に苦しんでいる方
・身体症状に苦しんでいる家族メンバーのいる方
・解離の潜む身体症状とのワークのやり方を、具体的に知りたい方
・それが、どんなふうに、またなぜ有益かを、理解したい方
・身体症状との深層心理学的アプローチを、対人援助に生かしたい方
・解離タイプの身体症状が「なぜ」夢見る〈途上〉にある、といえるのかを理解したい方
・解離タイプの身体を、どうすれば夢見ることができるのかを、知りたい方
・身体症状に潜む神秘、不思議、自己治癒力に関心のある方
・転移、逆転移、投影同一化、エナクトメントなどの「関係テーマ」を、ソマティック・アプローチに統合したい方
・ボディワーカーの方
・身体症状に対する西洋医学とは異なるアプローチに、 ご関心のある方
・いま実践している体験的セラピーのやり方を「深化」「洗練」させたい方
・変性意識状態、非日常的プロセスとの安全な取り組み法を学びたい方
18) 今回「『夢を見ない』『夢見られていない』身体との取り組み〜解離の潜む身体症状への体験的アプローチ〜」にご関心のあるセラピスト、カウンセラー、コーチ、ボディワーカー、アドバイザー、ケースワーカー、コンサルタント、ファミリービジネスの専門家、福祉や教育、医療関係者のご参加を、お待ちしています。
一般の方、初心者の方のご参加も大歓迎です!
【開催日時】2026年5月31日(日)10:00~17:00 開場:9:50
【開催方法】zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからのオンラインでの受講が可能です。
※zoomオンラインでのご参加に向けて事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので5月29日までにお申し込みください。
【講 師】
富士見ユキオ
開業カウンセラーとして、36年目。
夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
ニュー ヨーク州立大学卒業(人類学部)
米国トランスパーソナル心理学研究所に、
日本人として初めて留学する。MA(修士)
認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)
岸原千雅子
臨床心理士、公認心理師
「アルケミア」こころとからだの相談室代表
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
英国IFA認定アロマセラピスト
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
日本ホリスティック医学協会顧問
日本トランスパーソナル学会理事
※当日ご参加できない方向けに、セミナー終了後でも、USB&資料の郵送にて、あるいはデータのダウンロードにて、セミナー内容を販売しています。
USB(音声データ)&資料購入の場合は、郵送費込で1,800円プラス、
ダウンロード(音声&資料データ)の場合は、手数料(500円)のみのプラスでご提供いたします。
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: info@ipp.tokyo
Fax: 03-5570-2860
Mail: info@ipp.tokyo
Fax: 03-5570-2860
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《今後のセミナーご案内》
2026年
6月28日(日)
7月26日(日)
8月30日(日)
9月27日(日)
10月25日(日)
11月29日(日)
12月27日(日)
《新・連続講座のご案内》
「サイコシンセシス(psychosynthesis)×エコサイコロジー(ecopsychology)」
〜成熟したスピリチュアリティと、内外のエコロジカルな世界を生きる〜
開催日:3月27日(金)スタート!
毎月第4金曜日 19:00〜20:50、全10回
(第2回・4月24日からのご参加も歓迎いたします)
2つの心理学のシナジー(相乗効果)を意図することで、見えなかったスピリチュアリティに目を向け、たどりつけなかった心の内側と外側の生態系に行くこと、そしてあなたやあなたの大切な人やコミュニティのために、能動的で肯定的なアクションを起こすこと、を目標とします。
それはあなたの魂、スピリチュアリティ、人間性の回復、また全体的で質のいい生活の礎となるでしょう。
お問い合わせ・お申込み先 :
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)事務局
Mail:info@ipp.tokyo
Fax:03-5570-2860
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Posted at 01:36





















