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掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2021.8.29開催「ボディドリーミング(bodydreaming)〜最早期の発達的外傷と解離の癒し、変容〜」<Zoom>  [2021年07月29日]
2021年8月29日開催
ボディドリーミング(bodydreaming)
 〜最早期の発達的外傷と解離の癒し、変容〜」<Zoom>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
 
●このような方へお薦め
心理カウンセラー、セラピストの方
夢、ボディワーク、トラウマからの回復、癒し、変容、成長、成熟にご関心のある対人援助の専門家や専門家を目指す方
 
 
 
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
心理臨床のスキルUpを考えている方にはお薦めのセミナーです。
 
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。
※申込先が変わりましたので、お参加を希望される方は必ず詳細をご確認ください。
 
_____
       主催者からのメッセージ   _____
 
1)あなたは「ボディドリーミング(bodydeaming、身体の見る夢)」という言葉を聞いたことがありますか?
 
今回はじめてご紹介します!
 
プロセスワークの「ドリームボディ(dreaming body、夢見る身体)」に似た言葉ですが、その2つに直接的つながりはありません。
 
ボディドリーミングは、女性のユング派分析家マリアン・ダンレアが創造した、新しい「ボディソウル(BodySoul、身体魂)」の取り組みです。
 
ユング派のダンレアが、サイコシンセシス、および愛着理論や脳科学を取り入れた関係療法的な新しい精神分析に、さらにボディソウル・リズム(BodySoul Rhythms)というボディワークを総合し、独自に生み出したセラピーです。
 
それは言語化することも、イメージやシンボル(象徴)で表すことも困難で見えにくい、繊細な、しかし私たちの人生に多大な影響及ぼす「発達的外傷(developmental trauma)」や「解離」に向けた最新のセラピーです。(注:ボディドリーミングとボディソウル・リズムは、今回日本で初めて紹介される身体志向セラピーです)
 
2)マリアン・ダンレアは、ロンドンのサイコシンセシス研究所に学び、新しい精神分析、ユング心理学の訓練を受け、ボディワークの大切さに気づき、日本で紹介されたことのないボディソウル・リズムの専門的トレーニングを受けました。
 
ユング派分析家の中で、摂食障害の専門家として名高く、またA.ミンデルと同様、身体に着目したことでも有名な、女性分析家のマリオン・ウッドマンに師事し、身体と魂との関係について探求し、独自のセラピーを築きあげたのです。
 
3)ダンレアは、トラウマと取り組むにあたって、サイコシンセシス、新しい精神分析、ユング心理学、ボディセラピーをどうすれば総合し役立てることができるか、大変悩んだそうです。
 
ある時、精神分析、愛着理論、脳科学を総合したアラン・ショアの著作や研究を通じて、神経生物学や心理生物学の知見に触れ、それまでに学んださまざまなセラピーやボディワークをつなぐことが可能になったと述べています。(注:アラン・ショアは現在最も着目されている精神分析家ですが、日本ではほとんど紹介されていません)
 
4)7月のセミナーでもご紹介した、ユング派の中でトラウマとの取り組みの第一人者といわれる、ドナルト・カルシェッドやソマティック・エクスペリエンスの第1人者、ピーター・ラヴィーンがこのボディドリーミングを絶賛しています。
 
今回のセミナーで、ボディドリーミングの実際を、詳細なケースをもとにご紹介します。
 
あなたがセラピストで、深いイメージやビジョンと身体との関係に興味があったり、その両方を架け橋したいと思っていたり、あなたがボディワーカーで、深いユング派的セラピーに関心があったり、ふだん着目されることが少ないけれども、人生の全般、日々の暮らし、心全体に、長期間にわたってマイナスの影響をもたらす人生最早期の発達的外傷(「小文字の」トラウマとも呼ばれます)との取り組みについてよく知りたいという気持ちがあれば、このセミナーは大変お勧めです。
 
5)ボディドリーミングは、プロセスワークだけでなく、フォーカシングや、センサリーアウェアネスのやり方に似ています。
 
日本におけるフォーカシングの第一人者の1人である村瀬孝雄氏が、亡くなる1年前の心理臨床学会で、ユング派の河合隼雄さんにアドバイスを求めたことがあります。
 
村瀬氏は、フォーカシングを通じて時に浮上する、身体の奥底からの想定外の深いイメージについて、理解を深めたい、と強く希望し、河合氏に尋ねたのでした。
 
ボディドリーミングは、村瀬氏の問いにまっすぐに答える、フォーカシング的身体とユング派的イメージとを結ぶ試みと言えます。
 
それはフォーカシングやマインドフル瞑想のやり方に近く、日本ではこのセラピーに親和性を感じる人がたくさんいらっしゃると思います。
 
6)ボディドリーミングは、ユング派の深いイメージ、象徴、ビジョンを損なうことなく、身体の奥に働きかけていきます。
 
ボディワーク、身体志向のセラピー、ソマティック・セラピーに関心を抱きながら、ユング派的な深いイメージ、ビジョン、夢にも惹きつけられる人にぴったりのセラピーと言えるでしょう。
 
それは、現代人の悩みや苦しみや症状の核心にある、「小文字の」トラウマや解離に対し、かゆいところに手が届くセラピーです。
 
前回「過酷な超自我」のセミナーで紹介したカルシェッドは、ボディドリーミングを優れたアプローチと述べ、推奨しています。
 
それは、彼によると乳幼児期の発達上のトラウマや解離に対して、従来のユング派的な「分析」的で「頭中心の解釈」では、臨床的になかなか手が届かないためです。
 
またピーター・ラヴィーンによると、夜見る夢の多くは心身から切り離されているものが多く、それをつなぎ、癒すには、身体への視点を含んだ取り組みが欠かせないと述べます。
 
7)「小文字の」トラウマとは、関係療法的な精神分析家の、フィリップ・ブロンバーグが述べた言葉です。
 
ボディドリーミングは、「小文字の」トラウマに対して、特に有益です。
 
それは、自然災害、事件、事故、暴力のようなはっきりそれるわかる「大文字の」トラウマとは異なります。
 
「小文字の」トラウマは、幼少期に長期にわたって繰り返し養育者から必要な愛情、関心、ケア、情緒的応答、共感をもらえず、心の基盤づくりを阻止されたトラウマです。
 
そこには、W.ビオンがもの想い(reverie)した子宮の中における胎児の不安、恐怖、トラウマが関係している場合もあると考えます。
 
それをマイケル・バリントは「基底欠損(basic fault)」、ハインツ・コフートは「心がばらけてまとまらない根源的不安」から考えました。
 
8)「小文字の」トラウマは、心の「インフラストラクチャー(infrastracture、深層的基盤)」形成を阻むものです。
 
放置しておくと、人生全般が不安定でアップダウンや躁とうつの間の揺れを繰り返し、長期間にわたってD.W.ウィニコットの「想像を絶する体験」やW.ビオンの「名づけようのない恐怖」を体験することになりかねません。
 
それらは、心や身体の中における何とも言えない不快感、違和感、名づけようのない恐怖、あるいは絶望、諦め、空虚感、力が出なく去勢された感じ、人に反論したり、”No”を言えない屈辱感につながっていることでしょう。
 
こうした感覚によって人生全般が不安に覆われ、確かさがなく、ボーッとした(=解離)状態に繰り返し陥って、その人らしい生き方をできずに苦しんでいる人は、少なくありません。
 
9)このセミナーでは、発達的「小文字の」トラウマや解離について丁寧に理解を深めます。
 
そしてその取り組みとして、脳科学、愛着理論、神経科学、心理生物学を参照し、ユング心理学、サイコシンセシス、新しい精神分析、ボディワークを総合した「ボディドリーミング」について具体的に学びます。
 
詳細な「逐語録(ちくごろく)」をもとに、わかりやすくお伝えします。
 
一見難しそうですが、シンプルで、ていねいで、有益な取り組みであることが理解できるでしょう。
 
10)今回、深いイメージやヴィジョンと身体経験の総合から、発達的外傷(小文字のトラウマ)や解離からの癒し、回復、変容を意図した創造的なワーク「ボディドリーミング」をご紹介します。
 
夢、ボディワーク、トラウマからの回復、癒し、変容、成長、成熟にご関心のある対人援助の専門家、専門家を目指す方、初めて聞く内容だけれど、日々の暮らしに、また家族、ビジネスに活かしたいと考えている一般の方、初心者の方、そしてあなたの、このセミナーへのご参加をお待ちしています。
   
※当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で、セミナー内容をご購入いただけます。
※SNSなどを通じて、お知り合いの方に、このセミナーをご紹介いただけると幸いです。   

【開催日時】2021年8月29日10:00~17:00 開場:9:50
  
【開催方法】zoomオンライン会議での開催になります
     (参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
 
 ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからの
 オンラインでの受講が可能です。
 
 ※zoomオンラインでのご参加に向けて、
  事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので、
  8月27日(金)までにお申し込みください)
 
【講  師】 
  富士見ユキオ
  開業カウンセラーとして、32年目。
  夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト
  臨床心理士
  ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
  交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
  相続アドバイザー協議会認定会員
  ニュー ヨーク州立大学卒業(人類学部)
  米国トランスパーソナル心理学研究所に、
  日本人として初めて留学する。MA(修士)
  認定プロセスワーカー
 (日本にプロセスワークを紹介、導入する)
 
 岸原千雅子
  臨床心理士、
  「アルケミア」こころとからだの相談室代表
  ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
  交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
  相続アドバイザー協議会認定会員
  英国IFA認定アロマセラピスト
  お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
  認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
  日本ホリスティック医学協会理事
  日本トランスパーソナル学会理事
 
【参 加 費】20,000円+消費税(10%)
  
※遠方の方や当日ご参加できない方にも、USB&資料の郵送にて、あるいはデータのダウンロードにて、セミナー内容を販売しています。
 
USB(音声データ)&資料購入の場合は、郵送費込で1,800円プラス、
ダウンロード(音声&資料データ)の場合は手数料(500円)のみのプラスで、
ご提供いたします。
 
 
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: 
info@ipp.tokyo(メールアドレスが変わっています)
Fax: 03-5570-2860
 
 
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《今後のセミナーご案内》
  9月26日(日)
 10月31日(日)
 11月28日(日)
 12月26日(日)
 
《新連続講座のご案内》
 
☆「濃密なウェルビーイングとライフスタイルのデザイン」  
開催日:7月8日(木)スタート
毎月第2木曜日 19:00〜20:50、全10回
 
 
☆「夫婦・カップルセラピー実践講座」
開催日:8月6日(金)スタート
毎月第1金曜日、19:00〜20:50、全10回
 
 
《開催中の連続講座・ご案内》
☆「瞑想とアートセラピー
〜ライフギバー(いのちの贈与者)心理学〜」
 
開催日:2020年11月27日(金)スタート
毎月第4金曜日、19:00〜20:50、全10回
 
この連続講座では、さまざまな瞑想について学び、
またその実践を通して、日々の暮らしや人生、そして
いのちを賦活させることを目指します。
 
集中型、アウェアネス型の2種類の瞑想に加え、
その中間型のマインドフル瞑想、さらに
インナー・ワークやサイコシンセシスのワーク、
その他変性意識状態を活用するワークもご紹介します。
 
さらにアートワーク、アートセラピーを、
瞑想によって触発されるクリエイティビティを、
形にしていくために用いていきます。
 
あなたの内的なプロセスに添ったアートを、
いきいきと表現するための仕掛けをたくさんご用意しています。
 
遊戯三昧の心を持って進めていきたいと考えています。
 
 
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Posted at 16:40