2016年12月23・24・25日開催
年末集中セミナー「4大関係療法とトリックスター」<東京>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
●このような方へお薦め
最新の心理療法を学びたい方
臨床力をUPしたい方
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
毎年恒例の年末集中セミナーです。最新の臨床を学びたい方にはお薦めのセミナーです。
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。
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主催者からのメッセージ _____
主催者からのメッセージ _____
(1)恒例の年末集中セミナーです。
私たちがこの1年間に開催したセミナーのエッセンスをすべて凝集した内容です。
今、臨床現場で、流派を超えて一番ホットな心理療法である「関係療法」をとりあげます。
(注:関係性に1番遠いと言われてきた認知行動療法でさえ、マインドフルというトランスパーソナルな概念と共に、「関係性」を、志向するようになっています)
その中でも、特に有益な4つの流派を取り上げ、理解を深めます。
(2)4大関係療法とは、
(A)間主観的アプローチ
(B)対人関係精神分析
(C)M.クラインーW,ビオンの対象関係論
私たちがこの1年間に開催したセミナーのエッセンスをすべて凝集した内容です。
今、臨床現場で、流派を超えて一番ホットな心理療法である「関係療法」をとりあげます。
(注:関係性に1番遠いと言われてきた認知行動療法でさえ、マインドフルというトランスパーソナルな概念と共に、「関係性」を、志向するようになっています)
その中でも、特に有益な4つの流派を取り上げ、理解を深めます。
(2)4大関係療法とは、
(A)間主観的アプローチ
(B)対人関係精神分析
(C)M.クラインーW,ビオンの対象関係論
(D)J.マスターソンによるアプローチです。
そこに、一部ですが、夫婦療法、家族療法も加えます。
そこに、一部ですが、夫婦療法、家族療法も加えます。
また、プロセスワークの視座も持ち込みます。
(3)セミナーの流れとしては、随時、関係療法とは何か、なぜ私たちが関係療法を中心にすえたセラピーを志向するに至ったか、をお話しながら、たくさんの事例(ケース)に当たっていきます。
また、現代の訴えでとても多い、
(3)セミナーの流れとしては、随時、関係療法とは何か、なぜ私たちが関係療法を中心にすえたセラピーを志向するに至ったか、をお話しながら、たくさんの事例(ケース)に当たっていきます。
また、現代の訴えでとても多い、
<解離、愛着、双極性障害、トラウマ、依存症、共依存、自己愛性パーソナリティ障害~特に隠れ自己愛~、回避性人格障害、新型うつ病、発達障害など>
との有益な取り組みには、なぜ関係療法 的視座が不可欠なのか、どうして従来のやり方では不十分なのか、について、具体的ケースに照らし合わせながら、ご説明します。
(4)ただし、関係療法にも足りないものがあります。
それは、間主観的関係のさらなる深奥でうごめいている元型次元のプロセスです。
そのうち、実際の臨床場面で重要なのは、「トリックスター元型」の動きです。
ミルトン・エリクソンしかり。サルバドーレ・ミニューチンしかり。アーノルド・ミンデルしかり。
いい臨床家の良質なケースでは、そうとは気づかれていなくても、セラピストは、必ずといっていいほどトリックスターを味方につけています。
この集中講座では、
との有益な取り組みには、なぜ関係療法 的視座が不可欠なのか、どうして従来のやり方では不十分なのか、について、具体的ケースに照らし合わせながら、ご説明します。
(4)ただし、関係療法にも足りないものがあります。
それは、間主観的関係のさらなる深奥でうごめいている元型次元のプロセスです。
そのうち、実際の臨床場面で重要なのは、「トリックスター元型」の動きです。
ミルトン・エリクソンしかり。サルバドーレ・ミニューチンしかり。アーノルド・ミンデルしかり。
いい臨床家の良質なケースでは、そうとは気づかれていなくても、セラピストは、必ずといっていいほどトリックスターを味方につけています。
この集中講座では、
ユング派やトリックスターの視座をも たない関係療法の各事例に、どんなふうにトリックスターが入り込んでいるか・潜んでいるか、またセラピストが、彼・彼女の臨床にいかにトリックスターを統合しているか、を見ていきます。
(5)関係療法は、物理学の量子論に当たります。
一方、従来のカウンセリングやセラピーは、ニュートンの古典物理学的です。
古典物理学では、観察者(見る側)と、見られる側は分離されています。
セラピストは、科学者のようであり、客観的観察者です。
一方、関係療法では、セラピストは見る側であるとともに見られる側で、クライエントは見られる側でありながら、見る側でもあります。
ですので、そこには、客観的科学者・観察者はいません。
(6) そうではなく、協働の観察者がいるだけです。
(5)関係療法は、物理学の量子論に当たります。
一方、従来のカウンセリングやセラピーは、ニュートンの古典物理学的です。
古典物理学では、観察者(見る側)と、見られる側は分離されています。
セラピストは、科学者のようであり、客観的観察者です。
一方、関係療法では、セラピストは見る側であるとともに見られる側で、クライエントは見られる側でありながら、見る側でもあります。
ですので、そこには、客観的科学者・観察者はいません。
(6) そうではなく、協働の観察者がいるだけです。
「見る(心の)目」を通したやり取りがあるだけです。
そこで目指されるのはウィン-ウィン的関係で、間主観的関係の中から、協力してクライエントの人が納得する個人神話を紡ぐ作業です。
そうしたコ・クリエイティヴ(協創)的なやりかたでないと、癒しにつながらない心のテーマが、近年とみに増えています。
(6)関係療法の視点は、D.W.ウィニコットやH.コフートが、母─赤ちゃん関係(セラピスト-クライエント関係のメタファー)を、それ以上分割不可能のユニット、ととらえたあたりを出発点にしています。
それは、家族を、それ以上分割不可能なユニットと考えたシステム論に通じます。
(7)しか し、従来のシステム論は、関係療法と違い、神の視点のような客観的観察者を、依然として引きずっている、と関係療法は批判します。
ここは、理論以上に、臨床的に大変重要な点ですので、セミナーで、集中して取り組みたいと思います。
また、なぜ母─赤ちゃん関係を、分割不可能なユニット、と考えたことが、客観的観察者がいないとする心の量子論につながるのか、加えて、どうしてそれが有益な心理療法に結実するのか、詳しく見ていきます。
(8)私たちは、深層心理学が好きで、またボディワークにひかれて、ユング心理学、トランスパーソナル心理学、プロセスワークを愛好してきました。
しかし、それらは、依然として関係療法とは異なる古典 物理学的視点、一者心理学的考え方に引きずられています。
私たちの臨床経験では、現代の多くのシリアスな心理的悩みや課題に取り組むには、関係療法の考え方、視座は絶対に不可欠です。
それらを取り入れることで、トランスパーソナル心理学や人間性心理学、プロセスワークが、臨床場面でよみがえり、活きのいい心理療法になると考えています。
(9)さらに、関係療法に「トリックスター元型」の観点を取り入れると、カウンセリング、セラピー、コーチングは、さらに有益で実践的なものになります。
(10)このセミナーでは、
(A)ダニエル・スターンとストロウローの情動調律を前面に出した2大間主観的心理学のケース、
(B)ウィニコット、クライ ンの流れをくむ
オグデンのドリーミング(もの想い)のケースとクライン、ビオンの延長上にあるシュタイナーのコンテイニングのケース、
(C)ドネル・スターンの解離やエナクトメントを中心とした
対人関係精神分析のケース、
(D)ジェームズ・マスターソン・アプローチの
トラウマのケースなどをとり上げるつもりです。
年末に、最良のケースの数々に触れながら、真の臨床力をご一緒につけていきませんか?
経験者、初心者、プロの方、素人の方で心理療法にご興味ご関心のある方、どのような方でも、ケースから心理臨床の実際を学びたい方、大歓迎です!
あなたとご一緒に学べる機会を、心から楽しみにしています。
そこで目指されるのはウィン-ウィン的関係で、間主観的関係の中から、協力してクライエントの人が納得する個人神話を紡ぐ作業です。
そうしたコ・クリエイティヴ(協創)的なやりかたでないと、癒しにつながらない心のテーマが、近年とみに増えています。
(6)関係療法の視点は、D.W.ウィニコットやH.コフートが、母─赤ちゃん関係(セラピスト-クライエント関係のメタファー)を、それ以上分割不可能のユニット、ととらえたあたりを出発点にしています。
それは、家族を、それ以上分割不可能なユニットと考えたシステム論に通じます。
(7)しか し、従来のシステム論は、関係療法と違い、神の視点のような客観的観察者を、依然として引きずっている、と関係療法は批判します。
ここは、理論以上に、臨床的に大変重要な点ですので、セミナーで、集中して取り組みたいと思います。
また、なぜ母─赤ちゃん関係を、分割不可能なユニット、と考えたことが、客観的観察者がいないとする心の量子論につながるのか、加えて、どうしてそれが有益な心理療法に結実するのか、詳しく見ていきます。
(8)私たちは、深層心理学が好きで、またボディワークにひかれて、ユング心理学、トランスパーソナル心理学、プロセスワークを愛好してきました。
しかし、それらは、依然として関係療法とは異なる古典 物理学的視点、一者心理学的考え方に引きずられています。
私たちの臨床経験では、現代の多くのシリアスな心理的悩みや課題に取り組むには、関係療法の考え方、視座は絶対に不可欠です。
それらを取り入れることで、トランスパーソナル心理学や人間性心理学、プロセスワークが、臨床場面でよみがえり、活きのいい心理療法になると考えています。
(9)さらに、関係療法に「トリックスター元型」の観点を取り入れると、カウンセリング、セラピー、コーチングは、さらに有益で実践的なものになります。
(10)このセミナーでは、
(A)ダニエル・スターンとストロウローの情動調律を前面に出した2大間主観的心理学のケース、
(B)ウィニコット、クライ ンの流れをくむ
オグデンのドリーミング(もの想い)のケースとクライン、ビオンの延長上にあるシュタイナーのコンテイニングのケース、
(C)ドネル・スターンの解離やエナクトメントを中心とした
対人関係精神分析のケース、
(D)ジェームズ・マスターソン・アプローチの
トラウマのケースなどをとり上げるつもりです。
年末に、最良のケースの数々に触れながら、真の臨床力をご一緒につけていきませんか?
経験者、初心者、プロの方、素人の方で心理療法にご興味ご関心のある方、どのような方でも、ケースから心理臨床の実際を学びたい方、大歓迎です!
あなたとご一緒に学べる機会を、心から楽しみにしています。
※このセミナーについてSNSや口コミなどを通じて、お知り合いの方にご紹介していただければ幸いです。
※初心者の方、一般の方のご参加も歓迎いたします。
※遠方の方、またご出席が難しい方は、、USBと資料という形で、セミナー内容をご購入いただけます。
※遠方の方、またご出席が難しい方は、、USBと資料という形で、セミナー内容をご購入いただけます。
【開催日時】
2016年12月23・24・25日10:00~17:00(開場:9:50)
【会 場】 東京都都内(詳細はお申込みいただいた方にお知らせします)
【参加費】
1日のみご参加 20,000円+消費税(8%)
2日間のご参加 38,000円(2,000円の割引)+消費税
3日間の全日程ご参加 55,000円(5,000円の割引)+消費税
2日間のご参加 38,000円(2,000円の割引)+消費税
3日間の全日程ご参加 55,000円(5,000円の割引)+消費税
【講 師】
富士見ユキオ認定プロセスワーカー、
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員、
ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)、
米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。
MA(修士)。
岸原千雅子
ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師、
臨床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員、
英国IFA認定アロマセラピスト、
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。
修士。
臨床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員、
英国IFA認定アロマセラピスト、
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。
修士。
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
事務局(Administration Office)
Mail: ipp@dg8.so-net.ne.jp
Fax: 03-5570-2860
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Posted at 09:54