2015年8月23日開催
「自己愛性パーソナリティ障害入門とその応用セミナー」
主催:プロセスワーク研究会
●このような方へお薦め!
対人援助の業務や活動をされている方
カウンセラー、セラピスト
自己愛性パーソナリティ障害に興味のある方
参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
お申込は先着順となります。
_____
主催者プロセスワーク研究会からのメッセージ _____
※「初心者」、「一般の方」も、大歓迎させていただきます。
*会場が小さいため、今回は、参加人数に制限があります。ご関心がある方は、早めにご連絡ください。 先着順です。
1)日本でカウンセリング、コーチング、ファシリテーションを実践していく上で、「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の理解は、最も大切なものであり、基本なものであり、有用なものです。
理由は、日本人の多くの人の心性が、病態水準的には、自己愛性パーソナリティ的だからです。
ユング派の河合隼雄氏は、日本社会と日本人の心のあり方を、「日本母性社会の病理」という点から分析しました。
河合氏は、日本社会と日本人は、「グレートマザー(母性、太母、母なるもの)」に、深層で捕まっていると仮定しました。
2)私たちは、(日本における)グレートマザーの「典型的な」現れ方の1つに、「自己愛性パーソナリティ障害」があると考えています。
「グレートマザー元型」は、元来「精神病水準的」ですが、日本では、「自己愛性パーソナリティ障害的」に、顕現します。
3)「病態水準」論の代表者は、オットー・カーンバーグです。
彼は、「精神病水準」と、「神経症水準」の間に、『境界性水準』を置きました。
が、その「境界性水準」の中に、「境界性パーソナリティ水(BPD)準」と、「自己愛性パーソナリティ水準(NPD)」が、<混在>していることは、専門家によってもあまり知られていません。
日本では、(「境界性水準の<内>、BPDの人よりも)NPDの人の方が、圧倒的に多いのですが、専門書ですら、それを誤解していることが少なくありません。
「自己愛性」を、「境界性」と見誤っていることが、まま見られます。
4)「BPD」と、「NPD」では、「用いる<療法>や<スキル(技法)>」が、≪まったく違い≫ます。
そこを見誤ると、BPDも、NPDも、悪化してしまいます。
が、プロの心理療法の世界でも、その違いが理解されていない現状があります。
このセミナーでは、BPD(境界性パーソナリティ)と比較しながら、NPD(自己愛性パーソナリティ)について、その基本からお話しします。
また、使う技法の違いについても、基本からお伝えします。
今回のセミナーでは、
多くのクライアントの人が(実は)苦しんでいる心の<核心テーマ>、「自己愛性パーソナリティ障害」と、それへのカウンセリング、コーチング、ファシリテーションに関する役立つ知識、実戦的技法について、基本から学びます。
5)自己愛性パーソナリティ障害の中で、特に日本で多いのは、ジェームズ・マスターソンが言う『隠れ自己愛性障害』と『価値下げ型自己愛性障害』です。
自己愛性パーソナリティ障害と言うと、「自己顕示欲旺盛な」『顕示的自己愛性障害』をイメージするかもしれません。
が、日本では、「隠れ自己愛性障害」が大変多く、「価値下げ型自己愛性障害」も少なくありません。
(アメリカでは、『顕示的自己愛性障害』が圧倒的に多いと言われています)
6)「隠れ自己愛性障害」や「価値下げ型自己愛性障害」の問題は、それらが、「自己愛性パーソナリティの<一種>」と見なされ<ない>点にあります。
「隠れ自己愛性障害」の人は、<一見、配慮のある良い人に映る>ため、日本では、「プロ/専門家」からも、それが病理とになされること<なく>、『見逃され』てしまいがちです。
「隠れ自己愛性障害」の人は、何か『自分』には課題があるとどこかで、うすうすと感じ、思い悩みながらも、専門家からも『(自分の)自己愛』にテーマであると見抜かれません/見抜いてもらえません。
そのことに、一方では「ホッ」としながらも、もう一方では「ガッカリ」としていたりします(「また・やっぱり見抜いてもらえなかった」、と)。
7)自己愛の専門家のハインツ・コフートは、「隠れ自己愛性障害」を、「顕示的自己愛性障害」よりも病理が重く、「精神病水準」により近い、と考えました。
そこからすると、
日本人に多い「隠れ自己愛性障害」へのカウンセリングには、「精神病水準」を意識した関わりが欠かせません。
このセミナーでは、その辺りのことも、しっかりとお話しします。
8)ところで、「隠れ自己愛性障害」と何でしょうか?
「価値下げ型自己愛性障害」とは?
また、「顕示的自己愛性障害」とは?
それらに関して、一から学びます。
9)「自己愛性パーソナリティ障害」は、『鏡』がテーマの病態です。
白雪姫の母親のように、
「他人を自分の<思い通り>の『鏡』にしないといられない心の病」であり、
「鏡が、『世界で1番美しいのは白雪姫でございます』、と本当のことを言うと、イラつき、ムカついて、鏡を破壊しないといられない<心の脆さ、弱さ>」が背景にある心のテーマです。
「世界で1番の美しさを取り戻すには、白雪姫をだまし、マニピュレート(操作)し、殺してもかまわない」というオソロシイ心のあり様であり、
「何でもかんでもほしがって、1番でいないと気がすまず、1番であることを当然と思って、そうでないことなどありえない」と思っている優越的心のあり方です。
「1番(きれい)でないと許せない、復讐(ふくしゅう)も辞(じ)さない、嫉妬と羨望に満ちた小児暴君(しょうにぼうくん)的」心の状態でもあります。
そうした心のあり様をどう理解し、その癒しのためにいかに取り組むか、が、 今回のセミナーのメイン・テーマです。
10)自己愛性パーソナリティ障害は、
若年層に増えている新型うつなどの背景だけでなく、良い子、良い人を演じてきている摂食障害、「学校化(された)社会」、「お子ちゃま民主主義的発想」、「村的、部活動的グループ」、
さらには、(私たちが子どものとき立派な人たちと教わったはずの)中高年、老人、高齢者に、(残念ながら)大変蔓延(まんえん)しているテーマです。
今回、もの課題に、事例などを通して、基本から学び、取り組みます。
このテーアに関心のある専門家だけでなく、
一般の方、初心者の方のご参加を、大歓迎いたします。
※このセミナーについて、お知り合いの方に、ホームページ、ブログ、フェイスブック、ツィッター、クチコミなどを通して、お伝えいただきましたら幸いです。
【開催日時】 2015年8月23日(日)10:00~17:00(会場9:50)
【会 場】 東京都内
ご関心がある方は、早めにご連絡ください。先着順です。
【参加費】 20,000円+消費税(8%)
【講 師】
「自己愛性パーソナリティ障害入門とその応用セミナー」
主催:プロセスワーク研究会
●このような方へお薦め!
対人援助の業務や活動をされている方
カウンセラー、セラピスト
自己愛性パーソナリティ障害に興味のある方
参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
お申込は先着順となります。
_____
主催者プロセスワーク研究会からのメッセージ _____
※「初心者」、「一般の方」も、大歓迎させていただきます。
*会場が小さいため、今回は、参加人数に制限があります。ご関心がある方は、早めにご連絡ください。 先着順です。
1)日本でカウンセリング、コーチング、ファシリテーションを実践していく上で、「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の理解は、最も大切なものであり、基本なものであり、有用なものです。
理由は、日本人の多くの人の心性が、病態水準的には、自己愛性パーソナリティ的だからです。
ユング派の河合隼雄氏は、日本社会と日本人の心のあり方を、「日本母性社会の病理」という点から分析しました。
河合氏は、日本社会と日本人は、「グレートマザー(母性、太母、母なるもの)」に、深層で捕まっていると仮定しました。
2)私たちは、(日本における)グレートマザーの「典型的な」現れ方の1つに、「自己愛性パーソナリティ障害」があると考えています。
「グレートマザー元型」は、元来「精神病水準的」ですが、日本では、「自己愛性パーソナリティ障害的」に、顕現します。
3)「病態水準」論の代表者は、オットー・カーンバーグです。
彼は、「精神病水準」と、「神経症水準」の間に、『境界性水準』を置きました。
が、その「境界性水準」の中に、「境界性パーソナリティ水(BPD)準」と、「自己愛性パーソナリティ水準(NPD)」が、<混在>していることは、専門家によってもあまり知られていません。
日本では、(「境界性水準の<内>、BPDの人よりも)NPDの人の方が、圧倒的に多いのですが、専門書ですら、それを誤解していることが少なくありません。
「自己愛性」を、「境界性」と見誤っていることが、まま見られます。
4)「BPD」と、「NPD」では、「用いる<療法>や<スキル(技法)>」が、≪まったく違い≫ます。
そこを見誤ると、BPDも、NPDも、悪化してしまいます。
が、プロの心理療法の世界でも、その違いが理解されていない現状があります。
このセミナーでは、BPD(境界性パーソナリティ)と比較しながら、NPD(自己愛性パーソナリティ)について、その基本からお話しします。
また、使う技法の違いについても、基本からお伝えします。
今回のセミナーでは、
多くのクライアントの人が(実は)苦しんでいる心の<核心テーマ>、「自己愛性パーソナリティ障害」と、それへのカウンセリング、コーチング、ファシリテーションに関する役立つ知識、実戦的技法について、基本から学びます。
5)自己愛性パーソナリティ障害の中で、特に日本で多いのは、ジェームズ・マスターソンが言う『隠れ自己愛性障害』と『価値下げ型自己愛性障害』です。
自己愛性パーソナリティ障害と言うと、「自己顕示欲旺盛な」『顕示的自己愛性障害』をイメージするかもしれません。
が、日本では、「隠れ自己愛性障害」が大変多く、「価値下げ型自己愛性障害」も少なくありません。
(アメリカでは、『顕示的自己愛性障害』が圧倒的に多いと言われています)
6)「隠れ自己愛性障害」や「価値下げ型自己愛性障害」の問題は、それらが、「自己愛性パーソナリティの<一種>」と見なされ<ない>点にあります。
「隠れ自己愛性障害」の人は、<一見、配慮のある良い人に映る>ため、日本では、「プロ/専門家」からも、それが病理とになされること<なく>、『見逃され』てしまいがちです。
「隠れ自己愛性障害」の人は、何か『自分』には課題があるとどこかで、うすうすと感じ、思い悩みながらも、専門家からも『(自分の)自己愛』にテーマであると見抜かれません/見抜いてもらえません。
そのことに、一方では「ホッ」としながらも、もう一方では「ガッカリ」としていたりします(「また・やっぱり見抜いてもらえなかった」、と)。
7)自己愛の専門家のハインツ・コフートは、「隠れ自己愛性障害」を、「顕示的自己愛性障害」よりも病理が重く、「精神病水準」により近い、と考えました。
そこからすると、
日本人に多い「隠れ自己愛性障害」へのカウンセリングには、「精神病水準」を意識した関わりが欠かせません。
このセミナーでは、その辺りのことも、しっかりとお話しします。
8)ところで、「隠れ自己愛性障害」と何でしょうか?
「価値下げ型自己愛性障害」とは?
また、「顕示的自己愛性障害」とは?
それらに関して、一から学びます。
9)「自己愛性パーソナリティ障害」は、『鏡』がテーマの病態です。
白雪姫の母親のように、
「他人を自分の<思い通り>の『鏡』にしないといられない心の病」であり、
「鏡が、『世界で1番美しいのは白雪姫でございます』、と本当のことを言うと、イラつき、ムカついて、鏡を破壊しないといられない<心の脆さ、弱さ>」が背景にある心のテーマです。
「世界で1番の美しさを取り戻すには、白雪姫をだまし、マニピュレート(操作)し、殺してもかまわない」というオソロシイ心のあり様であり、
「何でもかんでもほしがって、1番でいないと気がすまず、1番であることを当然と思って、そうでないことなどありえない」と思っている優越的心のあり方です。
「1番(きれい)でないと許せない、復讐(ふくしゅう)も辞(じ)さない、嫉妬と羨望に満ちた小児暴君(しょうにぼうくん)的」心の状態でもあります。
そうした心のあり様をどう理解し、その癒しのためにいかに取り組むか、が、 今回のセミナーのメイン・テーマです。
10)自己愛性パーソナリティ障害は、
若年層に増えている新型うつなどの背景だけでなく、良い子、良い人を演じてきている摂食障害、「学校化(された)社会」、「お子ちゃま民主主義的発想」、「村的、部活動的グループ」、
さらには、(私たちが子どものとき立派な人たちと教わったはずの)中高年、老人、高齢者に、(残念ながら)大変蔓延(まんえん)しているテーマです。
今回、もの課題に、事例などを通して、基本から学び、取り組みます。
このテーアに関心のある専門家だけでなく、
一般の方、初心者の方のご参加を、大歓迎いたします。
※このセミナーについて、お知り合いの方に、ホームページ、ブログ、フェイスブック、ツィッター、クチコミなどを通して、お伝えいただきましたら幸いです。
【開催日時】 2015年8月23日(日)10:00~17:00(会場9:50)
【会 場】 東京都内
ご関心がある方は、早めにご連絡ください。先着順です。
【参加費】 20,000円+消費税(8%)
【講 師】
富士見ユキオ
認定プロセスワーカー、
トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員
トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員
岸原千雅子
ミンデル夫妻認定プ ロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
臨床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員、
英国IFA認定アロマセラピスト
■お問い合わせ先
プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:gdmwx113@ybb.ne.jp
ミンデル夫妻認定プ ロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
臨床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
相続アドバイザー協議会認定会員、
英国IFA認定アロマセラピスト
■お問い合わせ先
プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:gdmwx113@ybb.ne.jp
Posted at 12:30