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JACCより心理カウンセラーへ有益な情報をお知らせしています。
掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2015.6.11スタート「新連続講座 『関係性のライブ・スーパービジョン基礎講座 ~現場で役立つ真の実践力・臨床力を身に着けるために~』」<東京>  [2015年04月22日]
2015年6月11日スタート!新連続講座
『関係性のライブ・スーパービジョン基礎講座
~現場で役立つ真の実践力・臨床力を身に着けるために~』<東京>
主催:プロセスワーク研究会
 
●このような方へお薦め!
 対人援助職の専門家あるいは専門家を目指す方
 各種パーソナリティ障害、軽度の精神病や発達障がいなどの難しいケースの対応に直面している援助職の方

プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家も一般の方も受けられるセミナーのご紹介です。

参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
お申込は先着順となります。

_____
        主催者プロセスワーク研究会からのメッセージ _____

(1)私たちが近年、実践面で最も力を注いでいる『関係療法』の「ライブ・スーパービジョン」連続講座です。

この講座は、現場で役立つ真の実践力/臨床力を身に着けるためのものです。特徴としては、次の6点が挙げられます。

(A)「関係療法」について、基礎から体験的に学べること。

(B)内容が豊かで、良質な既存のケースを題材/お手本に、基本から学習できること。

(C)そのケースを、いま/ここでのライブ形式で、ロールプレイによって実演し、体験するこ とを通して、セラピスト-クライエント間の、関係性を内側からスーパービジョン的にトレーニングできること。

(D)プロセスワークの「関係チャンネル」的側面を抽出し、プロセスワークの中で従来脆弱だった「プロセスワークの関係療法」の<新たな展開と洗練された姿>に触れることができる点。

(E)「スプリッティング(分割排除」)、「投影同一化」、「躁的防衛」、「エナクトメント」、「解離」など、関係療法特有の各概念を、噛み砕いた形で、理解できること。

(F)「関係療法」から、「魂」および「スピリチュアル」なプロセスに参与/コミットするため、「魂」や「スピリチュアル」なテーマを、地に足の着いたものにする上で、有効なこと。


( 2)現場で真に役立つ実践力&臨床力を、短期間で身に着ける有益な方法は、スーパービジョンを、一定期間、繰り返し、徹底的に受けることです。
スーパービジョンには大別して「事例/症例検討」と、「ライブ・スーバービジョン」の2種類があります。

この講座は、既存ケースのセラピスト-クライエント役を実際にロールプレイで演じ、「今/ここ」でのプロセスに着目するライブ・スーパービジョン形式のものです。

今/ここでのプロセスにフォーカスするには、援助者とクライアントの人の『関係』に目を向けなければなりません。

それには、『顕微鏡的眼差し』が不可避ですが、それを可能にするのが、『関係療法の見地』です。

援助者とクライアン トの人の「関係」を<見通す視点>がないばかりに、プロセスが停滞し、固定化してしまうケースが少なくありません~特に、困難なケースにおいて~。

それを打開し、クリエイティブでアーティスティックなひらめきや直観(直感)をもたらしてくれる〈パースペクティブ/パラダイム/コンテキスト〉が、「関係療法」です。

(3)従来のほとんどの心理療法は、流派を問わず、「個人」療法(individual therapy)であり、「一者/独り心理学(one-person psychology)」です。

心理療法やコーチングやファシリテーションは、援助者とクライアントの「関係」の中で、行われますから、どの流派も、「関係」を扱っていると主張するかもしれません。

しかし、ステファンA.ミッチェルらが、「関係療法」という『見方』を提示して以来、そうしたものの多くが、実は、「個人/一者」心理学であることが、ハッキリとわかるようになりました。

(4)ミッチェルらは、従来の「個人」療法とは異なる「関係療法」を提示しました。

それは、心理療法における『革命』と言われるほどの、インパクトを持っています(日本の心理学会では、ほとんど知られていませんが)。

なぜ、革命的かと言えば、
『関係療法』が現場での困難なケースやそれまで取り扱い不可能と考えられてきた症状、問題、訴えに、(多大な)好影響をもたらすことが、理解されてきたからです。

難しいケースとは、
「自己愛性パーソナリティ障害」や「境界性パーソナリティ障害」といった各種パーソナリティ障害に潜む「スプリ ッティング(分割排除)」、「投影同一化」、「躁的防衛」などを無意識に行う人、トラウマによる「解離」などを抱えた人、「未熟型うつ」、「永遠の少年&少女」、「各種依存症」といった自我主体が極めて「未成熟」な人、さらには軽度の精神病や、発達障害を患っている人との事例です。

(5)そうしたケースには、従来の各種「個人/独り」療法では、太刀打ちできなかった、という心理療法の歴史があります。

そこで、生み出されてきたのが、「関係療法」です。

「一者心理学」と、「関係療法」の最大の違いは、「技法」ではなく、「見方/パースペクティブ」、「パラダイム」、「モデル」、「コンテキスト」です。

その、「見方/パースペクテ ィブ」、「パラダイム」、「モデル」、「コンテキスト」について学び、身に着けるのが、この連続講座の目的です。

「個人」療法から、「関係」療法へ移るのは、「技法」を変えればOKというのとは違い、その移行には、<専門家/専門性>の『死と再生/イニシエーション・プロセス』が伴います。

「心理的死」が不可避なため、そのトレーニングは困難です。
が、専門家から学ぶことで、やり遂げることができますし、関係療法の「見方」を身に着けることが可能です。

(6)「関係療法」を実践できるようになると、心理療法、コーチング、ファシリテーションが、『量子力学的』になります。

援助者とクライアントの人との関係が、「コ・クリエイティブ(共創/協創)」的、「インタラクティブ(相互交流) 」的になり、タオのプロセスに従いやすくなります。
心理療法、コーチング、ファシリテーションが、魔法や奇跡の様相を示し始めます。

(7)この連続講座では、良質なケースを素材にして、基本からトレーニングを繰り返します。そのことで、ケースの良質な進め方を、いつの間にか/知らず知らずのうちに身に着けることが可能になります。

また、良質なケースのセラピスト役、クライエント役を演じることで、内側から病態水準の理解がすすみ、同時に病態に合わせた対応のコツが身につく、という、幾重にも臨床家として学べる利点があります。


*今回の連続講座は、対人援助職の専門家あるいは専門家を目指す人が、対人援助職の「核心」である「関係療法 」の基本を身に着けるためのものです。

・初心者の方、一般の方のご参加も大歓迎いたします。
・この連続講座について、口コミ、SNSなどで、お知り合いの方に、告知していただきましたら幸いです。
 

【開催日時】
 第1回 2015年6月11日(木)
毎月第2木曜日19:00~20:50 計10回
 
【会 場】
 東京都内赤坂(小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます)
 
【参加費】
 連続講座のご参加が
     初めての方、110,000円+消費税(8%)
     2回目の方、105,000円+消費税
     3回目の方、100,000円+消費税
     5回目以上の方、95,000円+消費税
 
【講 師】
富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、

    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    交渉アナリスト1級日本交渉協会認定
    明治大学大学院兼任講師

岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プ ロセスワー クのセカンド・トレーニング教師、

    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    交渉アナリスト1級日本交渉協会認定 、
    英国IFA認定アロマセラピスト
    ホリスティック医学協会事務局長



■お問い合わせ先
プロセスワーク研究会
FAX:03-5570- 2860
E-mail:gdmwx113@ybb.ne.jp
 
Posted at 14:09