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JACCより心理カウンセラーへ有益な情報をお知らせしています。
掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2014.11.2・3開催「精神病水準とトラウマの臨床」  [2014年10月02日]
■2014年11月2日・3日開催
「精神病水準とトラウマの臨床」
主催:プロセスワーク研究会
 
●このような方へお薦め
 精神病水準のトラウマについて学びたい方
 トラウマを抱えた方の支援に携わっている方

プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家も一般の方も受けられるセミナーのご紹介です。

参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
お申込は先着順となります。

_____
        講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____


1)今回、ご要望の高かった「トラウマの臨床」を、「精神病水準」への理解および取り組みと共に行います。
理由の一つは、トラウマを負ったことによる自我/心の傷つきは、精神病水準のプロセスによる破たん/ダメー ジと『同様/同型』のことが少なくなく、精神病水準への理解と取り組みが不可欠だからです。

2)トラウマだけでなく、「精神病水準そのもの」に関する学びも、その基本から応用までを、きっちりと行います。

3)そのための理解の基礎は、「病態水準」です。

4)病態水準の学びは、医療従事者のためのものであると同時に、「治療」に関与しない、非医療場面における、心理カウンセリング、セラピー、コーチング、ボディワーク、ファシリテーション、コンサルティングにも、有益です。
なぜなら、病態水準を学ぶことで、自分がサポートできる病態か、そうでないかが、よくわかるようになるからです。

それによって、自分の力量を超える病態である場合には、医療の専門家に、応援を頼んだり、精神科医や心療内科医と連携することが、可能になります。
それは、専門家とクライアントの人の関係を、ウインーウインにします。

5)「トラウマ(Trauma)」は、『心的外傷』と訳されます。
トラウマという言葉を最初に使ったのは、フロイトです。
しかし、フロイトが考えたトラウマは、あくまで、「神経症水準」のものであったことに注意してください。

それに対して、ユングは、「精神病水準」のプロセスによる、 心の傷/心的外傷について、考えました。

6)ここでいう、「心の傷/心的外傷」、つまりトラウマは、『自我(側)』の傷つき、である点に注意してください。
ユングは、外的/外側の、ではなく、「内的な深いプロセス~ユングが集団的無意識と呼んだプロセス~」によって、自我(側)が「崩壊/バラバラ/断片化状態」にあることを、トラウマ、と考えました。

このセミナーでは、トラウマとの臨床実践のために、まずは、上に書いた基本から押さえていきます。

7)ユングは、自著で、集団的無意識プロセスは、まるで「<内なる>津波」のようで、その内的津波プ ロセスに、自我の『防波堤/境界線』が破壊され、心/自我が崩壊・断片化している状態を、[精神病状態]、と書いています。

8)ユングにとって、精神病状態は、「トラウマの<一種/一状態/一様態>」でした。
ユングは、精神病状態というトラウマ状態からの癒しを、考え続けました。

9)ところで、ユングの『集団的無意識』は、精神病的プロセスを含んでいますが、同時に、癒し、自己実現への潜在的可能性、クリエイティビティなども内在しています。
それは、プロセスワークの、『ドリーミング』に当たります。

10)癒しやクリエイティビティを持ってい るところから、深層心理学者やプロセスワーカーは、集団的無意識やドリーミングとの深いワークを、「単純に/安易に/楽観的に」行いがちです。
しかし、臨床的には、そのアプローチは、基本的には、『危険』ですし、『誤り』です。

理由は、集団的無意識やドリーミングには、自我/心を破壊する、『精神病的』側面も、含まれているからです。
専門家は、そうした点に向き合い、アウェアネスを持つべきです。

11)精神病水準や、その水準に類似するプロセスによって、壊れた/粉々になった/トラウマを負った「自我/心」は、まずは、『応急手当』を必要としています 。
その時、絶対に必要なのは、傷を負った自我/心のギブスや包帯としての、『コンテイナー(心的容器)』と、『コンテイニング』です。
医師との連携による、応急手当としての「投薬」が、有益な場合も、しばしばです。
そういった点についても、しっかりと学びます。

12)今回、精神病水準との関連で、トラウマをテーマにしたのは、現代社会におけるトラウマが、フロイトの考えた「神経症水準」的なものではなく、ユングが想定した、「精神病水準」的プロセスによるものが、とても多いからです。
トラウマを負っている人の、基本的病態が、精神病水準で< ない>場合でも、「トラウマを負った<部分>(だけ)」は、『精神病水準的』になっていることが、少なくないからです。

13)ですので、トラウマで苦しんでいる人に関する病態への見立てには、その人のパーソナリティ全体に対するものと、その人が、トラウマを負っている『部分』へのものと、「両方」が、欠かせません。

14)精神病水準との取り組みにも、トラウマの取り扱いにも、
(A)内的/内面からのプロセスに対する『守り/結界/コンテイナー』と、
(B)外的/社会的プロセスに対する『防衛』と、
「両面」からのサポートが必要です。

15)そうした守り/防衛が、しっかりとなされた時、集団的無意識やドリーミングは、それら本来の深くて、クリエイティブで、想定外の、場合によっては奇跡的な癒しの潜在可能性を発揮/顕現/開花してくれます。

16)このセミナーでは、精神病水準とトラウマの臨床について、多次元的そしてホリスティックにアプローチします。

そうした取り組みの基本から最先端にご関心のあるみなさまのご参加をお待ちしています。
初心者、一般の方も、大歓迎させていただきます。
 

【開催日時】 2014年11月2日・3日10:00~17:00(開場: 9:50)

【 会  場 】 都内赤坂、富士見心理面接室
        会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。  
        ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)

【参 加 費】 1日 20,000円+消費税(8%)
        2日間 37,000円(3,000円の割引)+消費税(8%)
        ※先着順です。

【 講 師 】 
 富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員
 
 岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト
 
【連絡先】プロセスワーク研究会
      email:qwl03722@nifty.com
      fax:03-5570-2860
 
Posted at 11:55