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* 理念 JACCは100年(3世代)を通じて 心理カウンセラーが必要とされない社会を築きます。 * JACCの想い 日本臨床心理カウンセリング協会(JACC)は、将来、カウンセラーの活躍により、カウンセリングの知識、技術が、親が子供に箸の使い方を教えるように、人々の実生活に浸透し、定着することで、人々が相談者という立場でカウンセラーに頼る必要のない、心穏やかに生活できる潤いある社会を実現します。 日本臨床心理カウンセリング協会(JACC)は、1994年9月「先人から受け継いだ今の豊かな生活をより豊かなものとして次世代へ伝えていく。」という理念のもとに創設されました。その想いとは「目の前に見える不幸なことを憂うよりも、先人から受け継いだ日本の肯定的な側面を見つめ直し、未来に対する発展的で具体的なビジョンと目標を掲げ、前進的なエネルギーによって、人々が潤いのある生活を過ごせる世の中を創っていく。」というものでした。 創設当初、JACCは「心理学を学びたい」と望まれる方々へ、学問としてだけでなく「日常で活用でき、豊かさを実感できる知識と技術」として提供することが必要であると考え、微力ながらも教育の場を提供するため本会付属のカウンセラー養成学校を開講し、さらに、心理カウンセラーの資格認定審査を整備し、心理カウンセラー等の相談業務に携る職業人の輩出に貢献してまいりました。 創設より8年後の2002年、NPO法人格を取得いたしました。同時に教育機関を独立させ、心理カウンセラーの資格認定団体として公正性を保つ為の独立機関となり、心理カウンセラーの認定事業と併せ心理カウンセラーを社会へ排出しながらも日本全国で活動されている心理カウンセラーや相談業務に携わっている方の活動の支援を行っております。 その具体的なビジョンとして、「日本人が日本語を当たり前に話すことと同じように、日本人が箸を当たり前に使うことと同じように、心理カウンセリングの技術を日本に根付かせること」と考え、それが心理学を学問として確立された先人から現代の私達が継承し、その心理学を更に社会に役立つ有益なるものとして発展創造させ、次世代の社会に根付かせるために伝えていくことだと考えております。 JACCでは、心理カウンセラーが活躍することで、人々が心理カウンセリングを体験し、心理カウセラーから人の心に関することの教育を受け、その結果、人と人との間でより良いコミュニケーションが日常的に築かれ、心理カウンセラーが必要とされないほど、人々の日常に浸透した社会が実現されるよう次世代へ継承していくことがJACCの務めと考えております。 NPO法人日本臨床心理カウンセリング協会 理事長 吉澤富子 |