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2019.7.28開催「シャドウ(影・陰)との多次元的取り組み ~心、魂、集団の影へのアプローチ~」  [2019年07月03日]
2019年7月28日開催
シャドウ(影・陰)との多次元的取り組み
 ~心、魂、集団の影へのアプローチ~<東京>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
 
●このような方へお薦め
 シャドウ、抑圧、投影について関心のある方
 
 
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
お申し込みは先着順です。
 
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。
 
_____
       主催者からのメッセージ   _____
 
1)あなたは「シャドウ(shadow)」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
 
シャドウは、人のパーソナリティの、暗い影の側面を言います。
 
光のあるところに、影は必ず存在します。
 
光のもと、あなたが動くと、影もあなたと一緒に動きます。
 
消失することはなく、あなたに付着してきます。
 
2)シャドウ~人の暗い影の部分~との取り組みは、人の成長、成熟、変容に欠かすことができません。
 
ユングによって命名された概念です。
 
3)シャドウは、人の意識によって容認されなかった側面です。
 
容認されなかった部分は、「抑圧」されます 。
 
抑圧されても消滅することは決してなく、たとえば「投影」を通して生き続け、人にマイナスの影響を及ぼします。
 
投影は、自分の「影(シャドウ)」を、他人に無意識裡に「投げ」、自分の影と他人とを混同し、誤認することです。
 
4)たとえば、「我慢(がまん)が大事」と考えてきた会社員がいるとしましょう。
 
その人が、レストランでお構いなしに上座にすわり、大皿に盛られた料理のいいところを、次々つまんで食べてしまう同僚を見たとしたら・・・
 
次のような嫌悪の気持ちがわいてきます。
 
「なんて自己中心的で、子どもっぽいんだ。ダメな奴だ!」と、同僚を嫌悪します。
 
会社員は、ふだんからその同僚のことが気になり、同僚といるとイライラします。
 
5)精神分析では、この会社員は、同僚に自分の心の「影を投げて」いる、つまり「投影」していると仮説を立てます。
 
ユング心理学では、同僚のような存在を会社員のシャドウと言います。
 
6)精神分析もユング派も、同僚に投げているシャドウを自分の方に引き戻し、自分(自我)に「統合」することを試みます。
 
そのためには、会社員の意識によって容認されず、抑圧された暗い側面~同僚に投影された側面~をまずは解き放たなければなりません。
 
あなたは、会社員が同僚に無意識に投げた影(=投影)の中身を、何だと思いますか?
 
自己中心性でしょうか?
 
子どもっぽさ?
 
それとも・・・?
 
7)シ ャドウとの取り組みは、あなたの心をより十全なものとします。
 
癒しや回復を喚起し、成長、成熟、変容を促します。
 
8)一方、シャドウとの取り組みがなされない場合、あなたに付着するシャドウは、あなたにマイナスの影響を及ぼします。
 
あなたは知らないうちに、あなたが嫌悪する同僚のようにふるまっていることでしょう。
いや、ふるまわないことはできません。
 
これが、シャドウの負の力です。
 
シャドウは、計り知れないパワーを秘めています。
 
会社員は、自分で気づかないうちに、自己中心的に、また子どもっぽくふるまっているでしょう。
 
たとえば、妻や子どもに対して。
 
あるいは、部下に対して。
 
9)近年、統合心理学のK.ウ ィルバーが、シャドウ・ワークに関する新たな試みを行っています。
 
ウィルバーによると、
スピリチュアリティに関する伝統的トレーニングは、精神分析やユング心理学が指摘するシャドウを、取り扱うことをしない。
 
しかし、バランスの取れたパーソナリティの発達には、パーソナリティの「ダークサイド(dark side、暗黒面)」との意識的取り組みは欠かせない、とウィルバーは述べます。
 
私たちも、ウィルバーの考えに賛同します。
 
10)しかし、このウィルバー、ユング、フロイトのシャドウとの取り組みには、課題があります。
 
病態水準の観点がない、ということです。
 
三者のシャドウへの関わりは、実は「神経症」水準を前提としたものです。
 
M.ウォッシュバーンのいう「精神自我(mind ego)」を前提としています。
 
11)精神自我が確立されている上で試みられる場合、シャドウを「統合」する従来のアプローチは、大変有効です。
 
しかし、「精神病」水準や「パーソナリティ障害」水準に帰属する「身体自我(body ego)」にとっては、従来のシャドウ・ワークは、身体自我を圧倒し、混乱をもたらしたり、解離を生じさせたりしかねません。
 
このセミナーでは、精神自我と身体自我とは何か、またこの2つの違いを、病態水準をベースにわかりやすくお伝えします。
 
シャドウとの適切なワークを行うためです。
 
12)身体自我にとってのシャドウ・ワークには、「統合」ではなく、「分離・分化」と、「コンテイニング」が適切です。
 
ユング派の精神科医、D.ローゼンは、身体自我にとって、<シャドウ>は自我の〈否定的・病的側面>と「共謀」したり、「地続き」になったりして、パーソナリティ全体を破壊しようとすることがままある、ということを指摘しています 。
 
ですので、癒しや回復のためには、シャドウとともに、自我の否定的・病的側面も、分離・分化する必要があります。
 
これは、シャドウとの新しい取り組みの一つです。
 
セミナーで基本からていねいに、わかりやすくお伝えします。
 
13)ローゼンのシャドウへの視座は、自我に<健康な側面>と<病的側面>を見る、新しいクライン派の仮説に呼応します。
 
自我に関するこの見方が加わると、シャドウとの取り組みが刷新されます。
 
今回、こうしたシャドウとのより実践的な視点、および取り組みをお伝えします。
 
14)さて、シャドウをより広範囲にとらえて、「魂」をシャドウに含める場合があります。
 
魂はラテン語で、"anima"(アニ マ)あるいは"animus"(アニムス)です。
 
シャドウとしてのアニマやアニムスとの取り組みは、トランスパーソナル次元・水準におけるものです。
 
この場合必要となるのは、アニマやアニムスとの「関係」や「結合」です。
 
「結合」は、統合と異なります。
 
また「関係」は、「イマジナルな自我(imaginal ego)」と呼ばれる自我によって築かれます。
 
詳しくは、セミナーでご説明します。
 
15)このセミナーでは、 病態に合わせて、
(A)「分離・分化」および「コンテイニング」、
(B)「統合」、
(C)「関係」や「結合」 の各点から、多次元的に、シャドウとの取り組みを試みます。
 
同時に、
(A)身体自我、
(B)精神自我、
(C)イマジナルな自我、
についてもお伝えします。
 
16)シャドウ・ワークは、個人に対してだけでなく、関係性、集団、コミュニティに向けても広がっています。
 
たとえば、A.ミンデルには、"City Shadows"(都市の影)といった著書があります。
 
また、ユング派のE.ノイマンや、ユング派に親和的な作家のヴァンデル・ポストは、「民族の影」について述べました。
 
ユング派のグループ療法家のD.Colemanは、「集団の影」を"スケープゴート"としてとらえています。
 
ファミリーセラピーの"IP"は、明らかに「家族の影」です。
 
このセミナーでは、個人に加えて、集団やコミュニティのシャドウについてもお伝えします。
 
今回、シャドウ(影)との多次元的、全体的取り組みについて、基本から最先端までをお伝えします。
 
シャドウにご関心にある専門家、一般の人、初心者のあなたのご参加をお待ちしています。
 
良質な事例と(簡単な)体験的エクササイズ を通じて、セミナーを進めていきます。
 
実践的で有益な内容をご用意しています。
 
あなたのご参加を、お待ちしています。
 
※USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。 
 当日セミナーにご参加できない方も、USBと資料の形で、セミナー内容をご購入いただけます。
※お知り合いの方に、このセミナーをご紹介いただけると幸いです。
 

【開催日時】2019年7月28日10:00~17:00(開場9:50)
  
【会  場】東京都千代田区の会議室
               (詳細はお申込みいただいた方にお知らせします)
 
【講  師】 
  富士見ユキオ
    開業カウンセラーとして、30年目。
    夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト、
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)、
    米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。
    MA(修士)。
    認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)
 
 岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト、
    お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。
    修士、
    日本ホリスティック医学協会理事、
    日本トランスパーソナル学会理事。
 
 
【参 加 費】20,000円+消費税(8%)
 
*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。
 
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: 
info@ipp.tokyo(メールアドレスが変わりました)
Fax: 03-5570-2860
 
申込みフォーム】こちらからも申込可
 
**********************************************
《今後のセミナーご案内》
     8月25日(日)
     9月29日(日)
    10月27日(日)
    11月24日(日)
    12月28日(土)29日(日)年末集中セミナー
 
《新・連続講座のご案内》
☆「家族の発達心理学~変容・再生する家族とは~」
2019年7月5日(金)スタート
毎月第1金曜日19:00~20:50
全10回(2020年3月まで)
 
◎7月からスタートする、家族連続講座の新シリーズ。
家族メンバーの発達段階が 、複雑 に絡み合う家族という場。
家族システム全体の発達段階も踏まえて理解し、
家族の変容・再生を考える10回連続講座です。
 
 
《開催中の連続講座・ご案内》
☆「愛とスピリチュアリティ」
1月25日(金)スタート・開催中
毎月第4金曜日19:00~20:50
全10回(2019年 10月まで)
 
☆「ケース(事例/症例)を通して、多職種連携を内側から身に着けよう 
~グループによるアクティブ・ライブ・スーパービジョン形式で学ぶ~」 
7月17日(木)スタート・開催中
毎月第2木曜日19:00~20:50
全10回(2019年8月まで)
 
※いずれも、USBと資料の形でご購入いただけます。
(詳細は、お問い合わせください)
 
 
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Posted at 16:12