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JACCより心理カウンセラーへ有益な情報をお知らせしています。
掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2014.10.12開催「実践的コミュニケーション心理療法入門」<東京>  [2014年09月04日]
2014年10月12日開催
「実践的コミュニケーション心理療法入門」<東京>
主催:プロセスワーク研究会
 
●このような方へお薦め! 
 心や魂の質的変化=変容や癒しにご関心のある一般の方
 プロの対人援助職の方
 プロの対人援助職を目指す方
 

プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家も一般の方も受けられるセミナーのご紹介です。

参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。
お申込は先着順となります。


_____
        講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____
 

1)私たちは、25年間にわたり、日々の臨床を積み重ねてきました。
オリエンテーションとしては、プロセスワークや深層心理学、トランスパーソナル心理療法というディープなもの、ドリームボデ・ィワークや心身相関的なもの、また、人間関係を支援する意味から、間主観的アプローチ、対象関係論、対人関係論といったネオ・フロイディアン(新しい精神分析)的なもの、加えてカップル・夫婦療法および家族療法を参考にしてきています。

2)そうした中で、最近改めて感じるのが、日本人の多くの人の、〈コ ミュニケーション・リテラシー(communication literacy、=コミュニケーションについての「いろは」/「読み書き」/「基本」)能力〉の低さです。

カップル/夫婦療法、家族療法を行ったり、企業に委託されたコーチングなどに従事していると、「コミュニケーション・リテラシー」の大事さを、痛感します。

「コミュニケーション・リテラシー(読み書き)」は、夫婦関係、親子関係、ビジネスでの人間関係などを良好なものにします。

にもかかわらず、多くの人が、コミュニケーションの「いろは」を知らないために、機会損失をこうむり、チャンスを活かせなかったり、人間関係上の不必要な誤解を招いていたりと、もったいない&残念な経験をしています。

このセミナーでは、「コミュニケーション・リテラ シー」「コミュニケション能力」を身につけるための、「実践的コミュニケーション心理療法入門」です。

3)「良好なコミュニケーション」は、人工的に、作為的に、意図して学び、『習慣化』させ、『身につける』ものです。

しかし、多くの人は、そうは思っていません。

コミュニケーションは、
「育っていく過程で、なんとはなしに/自然に」身につくものだと考えているのではないでしょうか?

エネルギーと、時間と、気力/集中力とを向けて学び、練習して身につけるものだとは、思っていない/気づいていないのでないでしょうか?

4)それに対して、たとえば、アメリカでは、「コミュニケーション」は、人工的に、意図的に学問として学ぶもの、と 考えられています。

アメリカの大学には、「コミュニケーション」のクラスのない大学はない、と言えるほど、数多くの教育機関でコミュニケーションを教えています。

「コミュニケーション」学科や学部も、大変多くあります。

それは、1つには、アメリカが多民族/異民族の集まった国で、同じ英語を話していても、出身民族/出身国が違えば、理解し合うのが困難、ということがあります。

そのためもあって、「コミュニケーション教育」が盛んに行われています。

5)一方、日本は、(一応)単一民族国家とされていて、そこでは、(単一民族がゆえに)わざわざコミュニケーションということに、着目/配慮しなくても、「〈あうん〉の呼吸で、暗黙の理解」 が成立する、だから、コミュニケーションを、わざわざ学問の1つとして、研究、実戦、トレーニングする必要はない、ということなのだと思います。

「コミュニケーションなんて、人工的で作為的な、ヤボなことは言うな。
うちの家族は/会社は、そんなことしなくったって上手くいってる」、と、言いたいのかもしれません。

日本の教育機関、たとえば大学では、コミュニケーションを、教えるところはとても少なく、コミュニケーション学科や学部などはほとんどありません。

6)このセミナーは、「コミュニケーション能力」を身につけるためのものです。
コミュニケーションについて、多次元的&統合的に学びます。
以下に、このセミナーで学ぶことの一部を 記します。

(A)「相手の立場に立った」相手に伝わるコミュニケーション

(B)相手に伝わるコミュニケーションのための、「自分で自分の話しを<区切る/仕切る/ブレーキをかける>能力とその効用」~コミュニケーションにおける「境界」の大切さ~

(C)「I(私)を主語とした」伝え方

(D)「Why(なぜですか)?」を活用した『対立話法』

(E)状況/文脈(コンテキスト)と、TPO~T(時間)P(場所)O(機会)~を意識したコミュニケーション

(F)ヒエラルキー/階層と、ランク/序列を意識したコミュニケーション

(G)コミュニケーションの途中で、それまでの話しを「いったん区切って、まとめ」て振り返ること/確認するこ との大切さ

(H)「今と違う話をしていいですか」、といった『前置き/接続詞』を入れる話し方

(J)『水を差す方法』

(K)空気をあえて読まない/空気を無視する、話をあえて無視する/聞かない方法

(L)鈍感力/麻痺力/顔の面が分厚いこと

(M)(身を)かわす方法

(N)心を使わ「ない」コミュニケーション法

(O)自分の内面(多様性)と「内的対話」を『意図』しながら、同時に、目の前の相手と「外的対話」をする、『縦横の円環的』コミュニケーション

(P)「メタスキル(コミュニケーションを行う上での姿勢や態度)」を「自覚」しながらの対話法

(R)場に錯綜する各ロールを「1つ1つ/1枚1枚、剥(は)がす/ 分離する」ことと、コミュニケーション

(S)「目的」を意識したコミュニケーション

(T)さまざまな「I(私)」~僕、俺、私(わたし、わたくし)、うち・・・~の使い分け方/さばき方

(7)以上は、今回学ぶことの一部です。

たくさんの例を参照しながら、読み合わせやロールプレイを使って、体験的に学びます。

(8)心理療法は、「心理相談」と言い変えられたりしますが、相談の『談』の文字は、「(右側に)火が2つ 、火と火、つまり戦火、戦争、戦いの状態」に、「(左側に)言」、つまり「言葉」/「対話」/「コミュニケーション」で、(火の燃え盛る対立/戦い/ケンカ状態に)対処する、ことを意味します。

文字通りの戦争、物理的な殴り合い/ケンカにならないためには、「言」、すなわち、「言うこと」そして、相手の話を「よく聴くこと」、つまり「対話」や「コミュニケーション」が不可欠です。

それが、心理療法やファシリテーションの基本でもあります。

それには、「言葉の使い方」、『コミュニケーション能力』を訓練し、磨き、リテラシーを身に着けることです。

※このセミナーは、多くの人が、「教育」を受けることがなかった、「コミュニケーション」につ いて学び、そのリテラシーを身に着けるものです。

今回は、対人援助職の人のみならず、このテーマにご関心のあるるみなさまに向けた内容です。

初心者、一般の方のご参加を心からお待ちしています。
 
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【開催日時】 2014年10月12日(日)(開場: 9:50)

【 会  場 】 都内赤坂、富士見心理面接室
        (会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。  
         ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)

【参 加 費】 1日 20,000円+消費税(8%)


【 講 師 】 
 富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員
 
 岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト
 
【連絡先】プロセスワーク研究会
      email:qwl03722@nifty.com
      fax:03-5570-2860

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ご関心がある方はgdmwx113@ybb.ne.jpご連絡ください。
 
 
 
Posted at 12:27