日本臨床心理カウンセリング協会の公式ホームページです。

JACCへのお問い合わせ
<<  2024年04月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
イベントインフォメーション
企業の方へ
カウンセラーの方へ
オススメ書籍
協会刊行物
心理カウンセラーサポートサイト JACCブログ 
カウンセラー検索ナビ
ダイアログキャンプ
こころ相談室 KEICHO
携帯サイト
カウンセラーサポートサイト

JACCより心理カウンセラーへ有益な情報をお知らせしています。
掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2014.9.14・15開催「集中セミナー 『コンテイナーとコンテイニング』<東京>」  [2014年08月07日]
■2014年9月14・15日開催
集中セミナー「コンテイナーとコンテイニング」<東京>
 
●このような方へお薦め! 
 心や魂の質的変化=変容や癒しにご関心のある一般の方
 プロの対人援助職の方
 プロの対人援助職を目指す方
 

プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生の専門家向けのセミナーのご紹介です。

参加を希望される方は、以下の内容をご確認の上、直接主催者へご連絡ください。

_____
        講師:富士見ユキオ先生からのメッセージ _____
 

※今回のセミナーは、深層からの変容を促す「コンテイナー(心の/魂の容器)」と、自我を守り育む「関係におけるコンテイナー」、すなわち『コンテイニング』の両方を、ホリスティック/総合的に、また多次元的に学ぶものです。

1)私たちが昔、深層心理学的心理臨床の実践トレーニングを始めたころ、「なぜ」あるセラピストの下では、クライアントのプロセスに『変容』が生じ、一方、「なぜ」別のセラピストの下では、クライアントに、(内的そして外的)変容が起きないのか、とても不思議でした。

両セラピストとも、「同じような技量」 を持っているにもかかわら「ず」、なぜ、あるセラピストのところでは、質的変化が「たびたび」起きるのか、謎(なぞ)でした。

2)当時の私たちは、「深層」からの変化を指向する深層心理学や神秘主義的心理療法に、強く魅かれ、その理由を突き止めたいと強く願い、試行錯誤を繰り返しました。
結果、発見した理由の一つが、『コンテイナー(心的容器)』です。

3)「コンテイナー(container)」の「秘密」については、ユングの『心理学と錬金術』など、一連(何冊か)の本の数か所かに、指摘してあります。
「錬金術」は、ユング的には、心/魂の質的変化過程について述べたもので、その過程の「鍵」は、心理臨床的には、『心的容器』にあります。

4)心理療法各派では、「コンテイナー」について、ほとんど、いや、まったく述べ(られ)ていません。
理由の一つは、ユングのように、『心の深層からの/魂次元での質的変化』を、想定して/考えていないからです。

5)にもかかわらず、ユング心理学、深層心理学、トランスパーソナル心理療法の書籍でも、「コンテイナー」について詳細に述べられているものは、ほとんどありません。
ユング派では、それは「当然の前提」とされていて、書かれていないのかもしれませんが、コンテイナーについて見つけるのは大変です。

トランスパーソナル系の心理療法では、ほとんど全く述べられていません。
それは、トランスパーソナル心理療法における「実践家」がとても少ないために、「コンテイナー」の必要性/実用性が理解されていない&知れわたっていないためだと思われます。

6)ユングの心理錬金術的「コンテイナー」は、実践/臨床をしていないと、理解がとても難しいところがあります。
理由は、(A)それが、『相反するもの』で、出来ているからです。

たとえば、ユングはコンテイナーを、『火』で出来ており、かつ、『水』でも出来ている、と、不可思議な/わけのわからない/相反的なことを、言います。

(しかし、大丈夫です。私たちが、噛み砕いて、心理セラピーやコーチングやファシリテーションの初心者の方にもよくわかるように、ご説明させていただきます)

ユングは、そうした不可思議なコンテイナーを、『ヘルメスの容器』と呼びました。
(ちなみに、「ヘルメスの容器=コンテイナー」は、『変容喚起マシン』です。マシン(機械)ですが、『生きた/命を宿した変容製造機械』と、言えるようなものです)

7)理由の(B)は、「コンテイナー」が、「固定」的ではなく、何と、『プロセス』的だからです。
そのことを、ユングは繰り返し述べているのですが、今日まで、「コンテイナー」が「プロセス指向」だとは、理解されて来ませんでした。

「コンテイナー」は、一方で、「重厚で、しっかりとし、ちょっとした事では決して動じません」。しかし、そうした理解は、一面的です。
「コンテイナー」は、より適切には、「重厚で 不動」であり、『かつ』、「軽く/軽妙/軽やか」で、「柔軟」で、「動的」です。
このセミナーでは、「コンテイナー」が、「どう(how)」プロセス指向で、「いかに(how)」柔軟か、についても具体的にお話しします。

8)さて、ユングの「コンテイナー」は、『基本的』には治療のためのものではありま「せん」。
それは、(A)「男性性」と「女性性」の「結婚/結合」、といったプロセスに典型的に表されているように、トランスパーソナルな/個性化/自己実現・超越の過程を、「コンテイン」するためのものです。

が、(B)それを「応用」すると、『精神病水準』、また(は)『集合的無意識次元』(のプロセス)にも、大変有益です。

今回のセ ミナーでは、コンテイナーの(A)と(B)の、「両側面」について学びます。

また、『なぜ』、同じコンテイナーが、
(A)のトランスパーソナルな過程と、
(B)それに相反する精神病水準の両方に有益なのか、考えます。

※「コンテイナー」は、心の/魂の/内的な質的変化=変容の『鍵』です。それについて、「基本」から「最新の成果」まで、2日間でしっかりと学びます。
※今回のセミナーは、心や魂の質的変化=変容や癒しにご関心のある「プロ」の方、また「初心者」の方、および「一般」の方にお勧めです。
※お申し込みは先着順です。

みなさまのご参加を心からお待ちしています。
 

____________________________________________________________

【開催日時】 2014年9月14日(日)、15日(月、祝)
        両日とも10:00 ~17:00(開場: 9:50)

【 会  場 】 都内赤坂、富士見心理面接室
        (会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。  
         ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)

【 講 師 】 
 富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員
 
 岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト

【参 加 費】 1日 20,000円+消費税(8%)
               2日間 37,000円(3,000円の割引)+消費税


【連絡先】プロセスワーク研究会
      email:qwl03722@nifty.com
      fax:03-5570-2860

※無料メルマガ配信中です。
ご関心がある方はgdmwx113@ybb.ne.jpご連絡ください。
 
 
.
Posted at 11:26