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JACCより心理カウンセラーへ有益な情報をお知らせしています。
掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2020.10.25開催「ソウル・ペイン(間-魂)の心理学 〜傷ついた癒し手のセラピー〜」セミナー<Zoom>  [2020年10月15日]
2020年10月25日開催
ソウル・ペイン(間-魂)の心理学
 〜傷ついた癒し手のセラピー〜」セミナー<Zoom>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
 
●このような方へお薦め
傷ついた癒し手、傷つける者と癒し、ソウル・ペインにご関心のある心理カウンセラーなどの支援職の方
 
 
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
心理臨床のスキルUpを考えている方にはお薦めのセミナーです。
 
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。
※申込先が変わりましたので、お参加を希望される方は必ず詳細をご確認ください。
 
_____
       主催者からのメッセージ   _____
 
 
1)「ケイローン(Chiron)」は、ギリシャ神話に登場する最良の癒し手です。
 
治療者であると共に、患者である。それがこの癒し手の特徴です。
 
ふつう患者は病んでいるものであり、その一方で、治療者は健康であると考えられています。
 
それに対してケイローンは、治療者でありながら患者、健康であると同時に傷を負っています。
 
そんなケイローンが、なぜ良質な癒し手なのでしょうか?
 
2)ケイローンを現代心理学に復活させたのが、C.G.ユングです。
 
また、ユング派の精神科医、G.B.クレイグによってさらに光が当てられました。
 
ユング心理学は、「全体志向心理学」です。
 
全体とは、光と闇、昼と夜、陰と陽から成ります。
 
そこからすると、治療者と患者、健康と病気の両面で全体です。
 
全体は、古典ギリシャ語で“holos(ホロス)” ですが、ホロスは「癒える」「癒し」の語源でもあります。
 
全体は、癒しを促すのです。
 
3)セラピストが治療者だけを生きると、クライエントは患者だけを生きざるを得ません。
 
なぜなら、それによって、治療者-患者の全体性が完結するからです。
 
が、この場合、セラピストの意図とは別に、クライエントは半永久的に患者でなければなりません。
 
4)これに対して、セラピストが内面で、「治療者-患者」の全体性を生きると、クライエントも内面で、「患者-治療者」の全体を
生き始めます。
 
これが、ユング派の戦略です。
 
ユング心理学では、セラピストは、目の前のクライエントに加えて、自分の内なる患者に目を向けます。
 
すると、クライエントは、目の前のセラピストにプラスして、自らの内的治療者とチームを築くことができるというのです。
 
ユング派は、このやり方で、クライエントの「内なる治療者」との良好な関係を活性化し、「自己治癒力」を促します。
 
5)でも、具体的には、それをどうやって実践するのでしょうか?
 
セラピストが、治療者と患者の両方を、心の内的世界で生きるとは、いったい何を意味するのでしょう?
 
クライエントが、自らの内なる治療者とチームを組むとは、どういったことでしょうか?
 
これらについて学ぶのが、セミナーの目的です。
 
6)ケイローンは、生涯決して治ることのない傷を負いました。
 
しかしこの傷つきのお蔭で、彼はなんとギリシャで一番の癒し手となったのです!
 
「ウンデット・ヒーラー(wounded healer、傷ついた癒し手)」と、彼は呼ばれます。
 
ユング派の書籍の中に、傷を負った癒し手「ケイローン」の完全な物語が描かれたものは、なかなか見つかりません。
 
今回は、ケイローン神話の完全版をご紹介しながら、癒し、セラピスト、セラピスト像について、じっくりと考えます。
 
その中で、神から盗んだ火を人間にもたらした文化的英雄であり、トリックスターでもある「プロメテウス」と、
「ケイローン」の関係についても、取り組みます。
 
また、ケイローンの医術の師匠であった「アポロン」、さらに自身の弟子である「アスクレピオス」についても取り上げます。
 
ケイローンだけでなく、プロメテウス、アポロン、アスクレピオスも取り上げ、ケイローンの癒しについて多角的に考えます。
 
7)ケイローンは、「傷を負った者」が「癒す者」であることを伝えます。
 
と同時に、河合隼雄さんの師匠、C.A.マイヤーによると、ギリシャでは「傷つける者」が「癒す者」でもありました。
 
「傷つけられた」に加えて、「傷つけた」者が、「癒し」の鍵になるというのです。
 
どういうことでしょうか?
 
8)A.ミンデルは著書で、次のように述べています。
 
「クライエントから傷つけられることが何度もあった。
しかし、傷けられたことや、傷つきに伴うディープ・ペイン(深い痛み)を抑圧したり、放置したりしてきた。
 
が、今日では、クライエントがセラピストや他人を傷つけるところに着目し、そのことについてしっかりと対話する」。
 
ミンデルも、傷つける中に、癒しの鍵があることに着目してきました。
 
9)米精神科医のハロルド・サールズは、精神病の治療に専心したことで有名です。
 
彼もまた、傷つける者に着目して、癒しの実践をしたことで知られています。
 
サールズは、ユング派ではありませんが、ユングと比較して議論されることの多い精神科医です。
 
今回、サールズと彼の治療にも目を向けます。
 
10)傷を負うことや傷を負わせることから、癒し(ヒーリング)についてとら直す。
 
この視座は、今日でも、大変有益です。
 
今回、プロセスワークやトランスパーソナル心理学、心理療法、コーチング、ボディワーク、コンサルティングを全体的観点から、また深みから実践することを後押しします。
 
11)傷を負った癒し手は、個人の次元を超えた深層次元にいる「元型的存在」です。
 
この存在は、対人援助の実践において、ありとあらゆるセラピスト-クライエント関係の深みで、ほぼ間違いなく自発的に動き始めます。
 
ユング心理学によると、この動きや存在と良質な関係を営むこと、連携することに、癒し、回復、変容の鍵があります。
 
元型次元は、「魂の領域」と言われます。
ここでは、クライエントの魂と、セラピストの魂とが出会い、「間−魂」に傷を負った癒し手は自然発生します。
 
12)ウンデット・ヒーラーは、「元型次元の傷」、つまり「魂の傷」の癒し手です。
 
それは「ソウル・ペイン(魂の痛み)」を取り扱います。
 
今回、ソウル・ペインにも着目しながら、カウンセリング、セラピー、コーチング、コンサルティングの本質と可能性について取り組みます。
 
ウンデット・ヒーラに関する複数の良質なケースをご用意して、あなたのご参加をお待ちしています。
 
今回、傷ついた癒し手、傷つける者と癒し、ソウル・ペインにご関心のある心理カウンセラー、コーチ、催眠療法家、ボディワーカー、ケースワーカーなどの援助職や、アドバイザーやコンサルタントといった専門家の方および一般の方、初心者の方、そしてあなたの、このセミナーへのご参加をお待ちしています。
 
※当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で、セミナー内容をご購入いただけます。
※SNSなどを通じて、お知り合いの方に、このセミナーをご紹介いただけると幸いです。   

【開催日時】2020年10月25日(日)10:00~17:00 開場:9:50
  
【会  場】zoomオンライン会議での開催になります。
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
 zoomオンラインでのご参加に向けて、
 事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので、
 10月23日(金)までにお申し込みください)
 ご自宅のPCやタブレット、
 スマートフォンなどからのオンラインでの受講が可能です。
 
【講  師】 
  富士見ユキオ
  開業カウンセラーとして、31年目。
  夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト
  臨床心理士
  ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
  交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
  相続アドバイザー協議会認定会員
  ニュー ヨーク州立大学卒業(人類学部)
  米国トランスパーソナル心理学研究所に、
  日本人として初めて留学する。MA(修士)
  認定プロセスワーカー
 (日本にプロセスワークを紹介、導入する)
 
 岸原千雅子
  臨床心理士、
  「アルケミア」こころとからだの相談室代表
  ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
  交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
  相続アドバイザー協議会認定会員
  英国IFA認定アロマセラピスト
  お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
  認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
  日本ホリスティック医学協会理事
  日本トランスパーソナル学会理事
 
【参 加 費】20,000円+消費税(10%)
 
※USB+資料の形で、遠方の方にも、講座の内容を販売しています。
 
【お申し込み・問い合わせ先】
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
IPP事務局(Administration Office)
Mail: 
info@ipp.tokyo(メールアドレスが変わっています)
Fax: 03-5570-2860
 
 
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《今後のセミナーご案内》
     11月29日(日)
    12月27日(日)
2021年1月31日(日)
    2月28日(日)
    3月28日(日)
 
《新連続講座のご案内》
☆「リレーショナル(関係志向の)交渉術」
~情緒と内面を使う協働・連携時代の対話~
開催日:9月10日(木)スタート
毎月第2木曜日、19:00~20:50、全10回
 
立場や意見の異なるもの、「異質なも の」と、
私たちは、どう手を組み、協働や連携を実現していくのか。
そのためには、感情や情緒と誠実に取り組み、
協力できる関係を育むことが不可欠です。
 
自分の感情や情緒との向き合い方、
相手の情緒や感情への働きかけ方を大切にした、
新しい「ウィン-ウィン」の視座を身に着ける、
現代交渉術をさらに刷新した講座です。
 
毎回、わかりやすく具体的に学ぶための、
良質なケースをご用意しています。
 
心理セラピストやコーチに加え、医療・福祉関係者、
ビジネス・オーナー、エグゼクティブ、
司法、税務、金融、教育のプロ、不動産、
NPOや社会活動/運動に携わっている方、
アーティストやクリエーターの方のご参加をお待ちしています。
 
 
《開催中の連続講座・ご案内》
☆「家族のサステナビリティ
~家族システム論とポストモダン、その対話とゆくえ~」
開催日:8月7日(金)スタート
毎月第1金曜日、19:00~20:50、全10回
 
家族のサステナビリティ(sustainability、持続可能性)
についての連続講座です。
21世紀の家族のサステナビリティについて、
従来のシステム論とポストモダンの対話、
ソフト・スキルと超ソフト・スキルを総合し取り組みます。
 
 
※いずれも、USBと資料の形でご購入いただけます。
(詳細は、お問い合わせください)
 
 
 
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タグ:専門家一般POP
Posted at 15:10