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JACCより心理カウンセラーへ有益な情報をお知らせしています。
掲載されている情報については、直接、主催者へお問い合わせください。

2016/8/28開始「外的コンテキストと生きたカウンセリング」  [2016年08月04日]
2016年8月28日開催
第一「外的コンテキストと生きたカウンセリング」<東京>
主催:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)
 
●このような方へお薦め
 カウンセリングやセラピーの技能を高めたい方
  
プロセスワークの日本の第一人者である富士見ユキオ先生と岸原千雅子先生が開催する専門家向けのセミナーのご紹介です。
心理カウンセリングの腕を磨きたい方にはお薦めのセミナーです。
 
参加を希望される方は、直接主催者へご連絡ください。
 
_____
        主催者からのメッセージ _____
 
1)もしあなたが、 プロのカウンセラー、セラピー、コーチとして、現場で役立ち、喜ばれる仕事をしたいのであれば、このセミナーは、大変有益です。
鮮度のいい生きたカウンセリング実践の、ヒントとアドバイスを得ることができます。

2)カウンセリングと聞くと、あなたは、「傾聴」「共感」「内省」といったことを思いつくことでしょう。

一方、深層心理学と言うと、「夢分析」「元型」「集合的無意識」などを思い浮かべるかもしれません。
プロセスワークについては、「ドリームボディ」「ドリーミング」「エッセンス」が連想されるでしょう。

トランスパーソナル心理学に対しては、「変性意識」「スピリチュアリティ」を思い起こすかもしれません。
それぞれの心理学の流派が、大切なことを教えています。

しかし、それらを現場で実践に移すためには、実は、大切なものが欠けています。

3)足りないのは、何だと思われますか?

生きた現場感覚、現場意識です。
たとえば、
あなたが中学校のスクール・カウンセラーだとしましょう。

生徒数は、3学年で600人います。
あなたは、週1回、8時間勤務です。

8時間ということは、分に変えると、480分、秒に変えると、2,880,000秒です。
それを、600人で割ると、生徒1人につき、48秒。
あなたは、週1回、カウンセラーとして、中学に行くと、1人の生徒につき、48秒間、あなたの時間を割(さ)くことができます。

それが、数字で表した、 1人1人の生徒に、あなたが提供できるフェアな時間です。
数字で言うと、あなたは、生徒1人1人に、毎週48秒ずつ、カウンセリングを行うと、フェアになります。

4)もちろん、私たちは、数字に従ってフェアにカウンセリングを行うことを、勧めたいわけではありません。
しかし、こうした数字上のことを、想定してみることは、現場感覚、現実感覚を養ってくれます。

何より現場では、管理職である校長、および雇い主である、教育委員会の意向に沿って、業務を行うことが求められます。

こうした感覚が、スクールカウンセラーに対し、たとえば相談室で、ある生徒にばかり、深い夢分析をしたり、箱庭療法をすることに、いったん待ったをか けることができるようになります。

5)あなたは、特定の学生に目を向けることから、学校全体、生徒や保護者全体、教員の全部を意識してカウンセリングを行うことのできる、プロフェッショナルなカウンセラーになれるのです。

個々の学生だけでなく、クラスや学校全体の雰囲気、教員間の関係や空気に、着目するようになるでしょう。

自分の限られた持ち時間を、どう活用すれば学校全体のために有益か、という点に、思いをはせるようになります。
それが、現場感覚、現場意識の一端です。

6)そういった感覚を可能にするのが、「外的コンテキスト(文脈)」という考え方、意識の持ち方です。

あなたは、カウンセラーとしてあなたが働く職場、すなわち、「外的コンテキスト」を無視して、カウンセリングを行うことはできません。

7)なぜでしょう?

職場(外的コンテキスト)のニーズを無視して、自分が学んできたカウンセリング(流派の手法)を、無自覚に行ってしまうと、カウンセリングが有益にならないばかりか、
カウンセラー自身が、その職を失ってしまうことにもなりかねません。

8)たとえば、あなたがある企業で働く産業カウンセラーだとしましょう。

そして、あなたが相談室にこもり、産業医からリファーされたある社員のために、深い夢のワークを意図したとします。
そのクライエントとのカウンセリング内容を、産業医には報告しなかったとしたら、たとえ、それが 守秘義務を守る、という専門性に則った行為だったとしても、
その職場では、不適切な職員とされ、契約終了されてしまいかねないのです。

9)この場合、この産業カウンセラーが、無知・無自覚なことは、彼/彼女が、産業の現場で働くチームの一職員(に過ぎない)、という点です。

あなたには、産業医たちと協働し、チームとしての守秘義務について、考えるマインドが求められます。
また、あなたに給料を支払う雇い主は誰か、という点も意識しなければなりません。

給料、という点から考えると、あなたは社員に対して、決して中立になることはできません。

あなたは、社員よりも、あなたの雇用主である企業の利益を、(意識的か無意識的 かは別として)優先して考える必要があるからです。
あなたは、あなたの雇用主、すなわち、あなたの働く外的コンテキストの要望を、よく理解する必要があります。

9)一方、あなたが、開業(という外的コンテキストの)カウンセラーであれば、あなたは深い夢のワークを行い、あなたが個人で守秘義務について取り組むことは適切です。

10)しかし、企業のカウンセラーという外的コンテキストに、開業カウンセラーの文脈を持ち込むことは、不適切です。

産業カウンセラーのアイデンティティと、開業カウンセラーのアイデンティティは、大きく異なるからです。

その両者の、社会的ランクも、違います。

11)もうひとつ、別のコンテキストに ついて。
傾聴や共感は、カウンセリングの基本と言われますが、精神科医療という外的コンテキストでは、マイナスになりかねません。

たとえば、妄想に苦しんでいる精神病水準の人の妄想話に、無自覚に傾聴し、共感していると、症状が悪化することは、少なくありません。
重篤なトラウマについても同じです。

そうした場合、あえて傾聴しない、共感しない、話を止める、といったことがクライエントの人へのサポートになることがままあります。

12)つまり、外的コンテキスト(そして外的コンテキストに連なるアイデンティティやランク)を無視した、カウンセリング、深層心理学、プロセスワーク、トランスパーソナル心理学は、ありえないのです。
逆に言うと、外的コンテキストを意識することで、あなたはプロとして、現場で機能するようになります。

プロとして、現場感覚は不可欠です。

13)にもかかわらず、従来の心理学では、外的コンテキストが重視されることも、その意味について教えられることも、まったくと言っていいほどありませんでした。

理由の1つは、外的コンテキストが、心理学と敵対的な社会学の観点だからです。

また各心理学の流派は、雇用関係・雇用契約、金銭、といったことを考えるのが苦手です。

心理学は、基本、流派に関係なく、自分たちは社会的・外的コンテキストに縛られておらず、また、雇用契に影響を受けることなく、心のことに着目さえしていれば、心の問題や悩みは解決できる、と考えています。

しかし、その姿勢では、カウンセリング、セラピー、コーチングは、現場で機能しません。
それは、各心理学の流派が抜け出せないでいる、ナルシシズム(自己愛障害)や万能感の問題です。

14)スクール・カウンセリングに、話を戻しましょう。

外的コンテキストを考慮すると、スクール・カウンセリングには、コミュニティ心理学や社会心理学の観点が、個人療法よりふさわしいことがわかります。(理由は、セミナーでお話します)

また産業カウンセリングの現場では、コーチングやコーチング的カウンセリングがより求められます。

15)今回のセミナーでは、

A)外的コンテキストとは何か 、

B)外的コンテキストを読むとは、どういうことか、

C)外的コンテキストを読む具体的実践的方法論、

D)各コンテキストに適切な心理療法の選択の仕方、

E)生きたカウンセリングを実践するためのヒントとアドバイス、を、

具体的な実例を基に、わかりやすくお伝えします。

16)それによって、あなたは、現場で喜ばれ、機能する、プロのカウンセラー、セラピスト、コーチになることができます。

またあなたは、
心理学にまとわりついているナルシシズムや万能感を脱する視点を身に着けることができるでしょう。

※このセミナーでは、あなたの腕を磨き、プロとしてより一層、力量を伸ばすために、外的コンテキスト、それに関するランクやアイデン ティテティについて
学びます。
今回のテーマにご関心がある一般の人、初心者の人、専門家の人のご参加を歓迎いたします。

※当日セミナーにご参加できない方も、USBと資料という形で、セミナー内容をご購入いただけます。
※先着順です。小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます。
 

 
【開催日時】 2016年8月28日(日)10:00~17:00(開場9:50)
 
【会   場】 都内(詳細はお申込みいただいた方にお知らせします)
  
【参加費】 20,000円+消費税(8%)
 
【講   師】 
 富士見ユキオ
    臨床心理士
    認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
    相続アドバイザー協議会認定会員
    ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)
    米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。
    MA(修士)

    
 岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
    相続アドバイザー協議会認定会員
    英国IFA認定アロマセラピスト
    お茶の水女子大学卒業(文教育学部)修士
    日本ホリスティック医学協会副会長
    日本トランスパーソナル学会理事
 

【お申し込み・問い合わせ先】

インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
IPP(Institute of Professional Psychotherapy)
事務局(Administration Office)
Mail:
ipp@dg8.so-net.ne.jp
Fax: 
03-5570-2860
 
 
 
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Posted at 13:05